2009年11月30日
日本ユニシス
国内初 SharePoint Server 2010評価支援サービスおよび、
SharePoint Server 2007の利用方法を見直すSharePoint リノベーションサービスを提供開始
〜SharePointの新旧両バージョンの有効利用を促進〜
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)は、来春にリリースが予定されているマイクロソフト株式会社(以下 マイクロソフト)の「Microsoft® SharePoint® Server 2010」(以下 SharePoint Server 2010)におけるβ版を利用した企業内への「SharePoint Server 2010評価支援サービス」ならびに、「Microsoft Office SharePoint Server 2007」(以下 SharePoint Server 2007)を利用のお客さまへは、コンサルティングサービス「SharePoint リノベーションサービス」を本日から提供開始します。
日本ユニシスは、SharePoint Server 2007構築サービスを2006年11月の製品発表と同時に提供開始し、現在までに約50社のお客さまのSI(システム構築)サービスを手掛けております。また、SharePoint Server 2010では、マイクロソフトが、ワールドワイドで展開する早期評価プログラム「TAP(Test Adoption Program)」に参加し、2008年12月からα版の評価を開始しました。
このTAPは、アジア圏で数社のみ参加できるクローズドなプログラムであり、マイクロソフトが主催するSharePoint Advisory Groupへの参加などを含め、Microsoft Corporationとも協業の上、SharePoint Server 2010サービス提供の準備をしてきました。
この度、マイクロソフトのSharePoint Server 2010 Public βのリリースと合わせ、当社が持つSharePoint Server におけるSIノウハウと実績に基づき、両バージョンにおいて、SharePoint両バージョンでの最も有効な利用を促進するための2つのサービスを提供します。
「SharePoint Server 2010 評価支援サービス」および、「SharePointリノベーションサービス」は、マイクロソフト SDPS(SharePoint Development Planning Service)に対応しており、マイクロソフトSoftware Assuranceを契約のお客さまにはバウチャーチケットの利用が可能です。両サービスは、現状のお客さまの環境、要望に準じて最適なサービスを組み立て、最短10営業日、最長2カ月程度にてサービスを提供します。
日本ユニシスは、両サービスをSharePoint Server 2010発売後1年以内で20社以上への提供を目指し、SharePoint Server 2007の展開促進、早期SharePoint Server 2010の普及に貢献していきます。
両サービスの提供内容は、下記のとおりです。
■SharePoint Server 2010評価支援サービス(一部内容抜粋)
SharePoint Server 2010は、2007と比較してもさらに豊富な機能を持ち、柔軟性が非常に高いプラットフォームです。本サービスは、お客さまの環境においてより効率よくSharePoint Server 2010の検討を支援するサービスです。本サービスは、下記ステップに沿って提供します。
- ステップ1:基本情報把握
- お客さまの情報系システムの環境についての把握
- 情報共有に関連するボトルネック解析
- ボトルネック解消の機能要件の定義
- ステップ2:利用シナリオの選択
- SharePoint Server 2010で日本ユニシスがあらかじめ設定する適用シナリオ*から、評価環境への適用するものを選択
- 評価項目作成とプライオリティ付け
- 評価シナリオ(操作手順)の作成
※適用シナリオは、SharePoint Server 2010の新しい製品コンセプトおよび機能から、日本ユニシス内の評価結果を元に独自に定義したものです。
- ステップ3:環境構築
- SharePoint Server 2010の基盤構築および適用シナリオから必要なアプリケーションを設計
- ステップ4:評価
- 評価シナリオを元に評価していただき、その結果について整理
- 本番導入に向けての課題やお客さまと当社のタスクについて整理し、次フェーズの本番環境導入の提案
■SharePoint リノベーションサービス(一部内容抜粋)
SharePoint Server 2007は、広くお客さまに採用されてきましたが、必ずしも効率よく活用されているとは限りません。日本ユニシスでは、豊富なSI実績を生かし、お客さまのSharePoint環境のボトルネック解消と、さらなる活用のために施策実施を支援します。
本サービスは、以下のサービスメニューで提供します。
- SharePoint活用度診断(共通)
日本ユニシス独自のSharePoint活用指標に沿って、お客さまのSharePoint環境の活用度を調査。活用されていない機能とその理由を洗い出し、ボトルネックを分析。 - SharePointサイト展開計画
SharePointを企業内でより多くの利用者へ活用促進するために、何をすべきか(機能の部品化や、必要機能の補完など)、その必要性を明確化し適用のためのタスク整理、計画策定を実施。 - SharePoint運用・運営再設計
SharePoint環境のバックアップ・リストア設計、システムリカバリ設計について最適な方法を提案。SharePointの運営(ルール・体制など)についての定義、運営ガイドラインを作成。 スキルアップトレーニングの計画と実施。 - SharePointマイグレーションアセスメント
SharePoint Portal Server 2003、SharePoint Server 2007の両環境における現状分析とマイグレーション設計を実施。マイグレーション計画の策定支援を実施。
【Microsoft Office SharePoint Server 2007】
「SharePoint Server 2007」 は、ポータル、検索、コンテンツ管理、ビジネス プロセス、ビジネス インテリジェンスの面で、新機能と強化機能が加えられています。エンタープライズ ポータル サーバーである 「SharePoint Server 2007」は、ビジネス プロセスの合理化を可能にし、使い慣れたデスクトップ アプリケーションおよびツールとの統合を通じて情報の共有を簡単にします。
【日本ユニシスの「SharePoint Server 2007」への取り組み】
日本ユニシスでは、「SharePoint Server 2007」の製品発表以前からマイクロソフト早期評価プログラムに参加し、「SharePoint Server 2007」のシステム構築に積極的に取り組んできました。2006年5月からは、「SharePoint Server 2007」に関する114項目にのぼる評価項目の検証を実施し、2006年11月15日から業界に先駆けて「SharePoint Server 2007」 構築サービスを提供しました。その後、パートナー向け技術者育成プログラム(「SharePoint Server 2007 Technical Council」)や、早期立ち上げSIサービス「SharePointらくらくパック」の提供などを行い、現在では国内最大級のSharePoint Server 2007の構築実績があります。
以上
- ■セミナーのご案内
-
「SharePoint Server 2010」について、下記のセミナーでご紹介します。
・テーマ: スペシャリストが明かすSharePoint Server 2010秘話
・開催日時: 2009年12月15日(火)13:30 〜 17:00
・開催場所: 東京ステーションコンファレンス 5F
・(終了しました)
注釈/リンク
商標、登録商標:
|
関連リンク:
|
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * |
※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。 |
[Back]