2009年11月4日
日本ユニシス
BCP対策に最適なリモートアクセスツール「SASTIK®サービス」、新機能を搭載し、提供開始
〜 ファイルのダウンロードや編集を可能にし、高い安全性を確保しつつ、より広いニーズに対応 〜
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)は、専用のUSB型認証キー(記憶容量0MB SASTIKキー)を使用したリモートアクセスツール「SASTIKサービス」に新機能を搭載した「SASTIKサービス Type-B」を11月4日から提供開始します。
「SASTIKサービス」は、お客さまが自宅や外出先のインターネットに接続されたPCに専用のUSB型認証キー(SASTIK キー)を挿すだけで、日本ユニシスが提供するiDC(Internet Data Center)を経由して、お客さまの社内ネットワークに安全に接続でき、社内で日常利用している社内Webサービスを活用できます。またキーを抜き取ると利用したPCには何の証跡も残さず自動でログオフできるリモートアクセス環境を提供します。通信はSSL-VPN(注1)を使用しており、高い安全性を保持しています。
従来の「SASTIKサービス」はその利用シーンの多様性から、利用するクライアントPCの環境に安全性が左右されないようwebサーバー上にあるファイルをクライアントPCへダウンロードすることを抑止していました。
この度、お客さまのポリシーに合わせ、ファイルのダウンロードを可能とすることで、ファイルの編集ができるようになり、より多くの「SASTIKサービス」利用シーンに合わせることができるようになりました。
「SASTIKサービス Type-B」は、ファイルのダウンロード機能(注2)、ファイル暗号化機能、ファイル自動削除機能を追加、さらに、クライアントPC検疫機能(注3)を用意し、クライアントPC環境の確認を行うことで安全性を確保しつつお客さまの様々なニーズに応えるサービスを提供すること、加えて月額サービス使用料を従来価格(月額700円(税別))で提供することで、利用者のより一層の拡大を目指します。
■「SASTIKサービス」の利用イメージ

以上
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注1:SSL-VPN
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WWWの暗号化などで標準的に用いられているSSL(Secure Socket Layer)を利用し、仮想回線(VPN:Virtual Private Network)を構築する技術。サーバー側にはSSL-VPN装置を必要とするが、クライアント側ではSSL対応のアプリケーションさえあれば、簡単に利用できる。
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注2:
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Type-Bには、ドキュメントビューワーが付属していませんので、ダウンロードしたファイルを閲覧・編集するためには、クライアントPCに対象となるファイルを閲覧・編集するためのソフトウェア(Microsoft Office Word、Microsoft Office Excel、Microsoft Office PowerPoint
®、Adobe
® PDFリーダ)が、あらかじめインストールされている必要があります。
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注3:
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クライアントPC検疫機能は、株式会社PFUのiNetSec
® Inspection Centerを採用しています。
お客さま個別に検疫条件の設定変更をすることはできません。
■【ご参考】 「SASTIKサービス」
「利便性」「安全性」「経済性」のベストバランスを実現、加えて、従来のように専用のアクセス環境構築を必要とせず、またリモートデスクトップのようにお客さまのオフィスにあるPCを利用することなくWeb APに直接アクセスできることが最大の利点であり、特徴は以下のとおりです。
- 利便性
- いつでも・どこでも : インターネット接続が可能なWindows PC環境があれば、挿すだけ、抜くだけでいつでもどこでも利用可能です。
- 簡単導入 : 利用者にUSB型認証キーを配布するだけで利用が可能です。キーを挿入して使用するPCの個人設定を意識することなく利用が可能です。
- 簡単管理 : センター側で、利用範囲、利用可能なシステムを集中管理、設定でき、とても簡単です。またインフラ基盤は常に最新のものを提供しますので、従来の運用管理者がバージョンアップの心配をすることが無くなりました。
- 安全性
- 情報紛失対策 :利用したPC環境に、証跡を残さず利用が可能です。
- キーデバイス紛失 : SASTIKキーはそれ自体に個人情報やデータを保有しません。紛失してもセンター側で即時利用停止できます。
- 利用範囲の設定 : 安全面から、機密ファイルなど社外から利用できるWeb APの範囲を設定できます。
- 経済性
- 固定資産・運用コストの削減 : サービス利用により、モバイル環境の運用を実施する形態に比べ、モバイルPCやシンクライアントの導入削減が図れ、固定資産、自社運用コストの削減が可能です。
- 省電力 : お客さまのWebサーバーに直接アクセスしますので、オフィスにあるパソコンは電源オフ、シンクライアント環境などのサーバー群が不要です。
価格は、USB型認証キー(SASTIK 0MBキー)本体価格が2,000円(税別)、SASTIKサービス使用料が月額700円(税別)、サービス導入に当たり初期導入費用が20万円(税別)となります。
※接続機器であるルータはレンタルにて提供します。ルータ間の回線に関しましては、お客さまで別途用意願います。
注釈/リンク
商標、登録商標:
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※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。 |
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