2009年6月3日
日本ユニシス
コンピュータウイルス対策の統合管理ICTサービスを提供
〜ウイルス対策のコスト削減と効果的な予防・対処を支援〜
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)は、コンピュータウイルス対策ソフトウェアの運用を統合的に行う「ウイルス対策統合管理サービス」を2009年7月より販売開始します。
「ウイルス対策統合管理サービス」は、企業や組織に重大な被害をもたらすコンピュータウイルスの脅威や脆弱性を統合的に管理し、万が一の被害発生時の復旧活動を支援します。本サービスは、企業のシステム管理部門のウイルス対策の管理工数を大幅に削減し、自動化による効果的な予防とウイルス被害発生時における迅速な復旧を支援します。
本サービスは、日本ユニシスのICT共通基盤にクライアントPCやサーバーへの脅威対策を統合的に管理するソフォス株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:堀 昭一 氏)の「Sophos Endpoint Security and Control」を搭載し、SaaS型セキュリティサービスを提供します。
「ウイルス対策統合管理サービス」の特徴は、以下のとおりです。
- システム管理者の運用管理負荷を大幅に削減
昨今では「情報セキュリティの事件・事故」を防ぐために、さまざまな対策を実施する必要があり ます。システム管理者は、ウイルス対策やWinnyなど業務上不要なアプリケーションの管理など、今まで以上に幅広い領域における情報セキュリティ対策を実装、運用、改善する必要があります。
また、ウイルス対策ソフトウェアを入れ替える場合も、管理しているすべてのシステムに対して旧ソフトウェアのアンインストールおよび新ソフトウェアのインストールを実施する必要があり、多くの手間がかかります。本サービスを利用することにより、定常的な管理業務から解放され、システム管理者の運用管理負荷が大幅に削減されます。 - プロフェッショナル支援による統合的なウイルス対策
ウイルス対策の実装・運用状況の見直しや、万が一のウイルス被害発生時の対応などの場面において、ウイルス対策の専門家によるプロフェッショナル支援サービスを提供します。このプロフェッショナル支援により、適切なウイルス対策の実装および復旧支援情報を得ることが可能になります。 - ウイルス管理サーバーの自社管理が不要
ウイルス管理サーバーは、管理対象(クライアントPCやサーバー)台数の増加により増強が必要になります。また、永続的なウイルス対策を実施するために、ウイルスソフトウェアの保守以外にハードウェアの更新など継続的な投資が必要になります。本サービスを利用することにより、ウイルス管理サーバーの自社運用が不要になるうえ、企業のM&Aなどで管理対象台数の急激な増加にも、即時管理サーバーの増強が可能になります。 - 25種類以上のサーバー・クライアントOSに対応
企業で多く導入されている主要プラットフォームに対応しているため、異なるOSごとにアンチウイルスソフトウェアを使い分ける必要がありません。
*主要プラットフォーム :
64ビット版やItanium®などを含むWindows®プラットフォームIntel®/PowerパソコンのMacintosh® X OS、32ビット/64ビットのLinux®ディストリビューション、およびIntel/SPARC®のSolaris® など。 - 豊富なオプションサービスと組み合わせることで、さらに効果的な予防・対処の実現
お客さまのウイルス対策実装・運用環境のアセスメントサービス、ウイルスに関連するセキュリティ・コンサルティングサービスなどをオプションで提供します。
本サービスを利用することにより、効果的なウイルス対策を実現します。
本サービスの月額料金は、管理対象(クライアントPCやサーバー)規模により価格が変動する「基本料金」と管理対象ごとに設定される「サービス料金」の合計となります。管理対象の台数が1,000台の場合、1台あたりの月額サービス料金は700円の予定です(ボリュームディスカウントを設定予定)。
本サービスは、株式会社シー・エス・イー(本社:東京都渋谷区、取締役社長:関 好行 氏)ならびに、ソフォス株式会社の協力を得て提供します。
日本ユニシスは、将来的にクライアントPCのHDD暗号化機能などを追加したサービス展開を計画しており、今後3年間で売上3億円を目指します。
以上
本サービスの販売にあたり、コメントをいただいています。
ソフォス株式会社 代表取締役 堀 昭一 氏
ソフォス株式会社は、「ウイルス対策統合管理サービス」の発表を心より歓迎します。企業の情報セキュリティ対策強化とコストダウンの双方を実現できるものとして、ICTサービスを組み合わせた新たなソリューションの提供に大変期待しております。
株式会社シー・エス・イー 取締役社長 関 好行 氏
株式会社 シー・エス・イーは、日本ユニシス株式会社のコンピュータウイルス対策の「ウイルス対策統合管理サービス」のリリースを心より歓迎いたします。悪意を増し続けているセキュリティリスクへ対応するため、多くの企業様は複雑化したITインフラへ負荷の高い対策を強いられ続けています。このサービスは、今後、ますます高まる統制強化とコスト削減の相反するお客様の要請に応えるソリューションと確信しており、企業様がITインフラを更に戦略的に利用していただくために、弊社のソフォス製品における長い経験が役に立つことを嬉しく感じております。
■セミナーのご案内
「ウイルス対策統合管理サービス」を以下のセミナーで紹介します。
○BITS2009(Nihon Unisys Group Business&ICT Strategy Forum)
- セッションA2 : クラウドコンピューティング時代の情報セキュリティ
〜情報セキュリティ向上と運用コスト削減の視点から〜 - 開催日時 : 2009年6月4日(木) 16:10〜16:50
- 開催場所 : ANAインターコンチネンタルホテル東京
○第1回セキュリティセミナー
- 開催日時 : 2009年7月16日(木) 14:00〜17:00
- 開催場所 : 日本ユニシス本社(豊洲)6階セミナールーム
- お申込み : 6月中旬開始予定
(6月中旬よりhttp://www.unisys.co.jp/security/「セキュリティサービス」説明サイトにてご確認いただけます。)
注釈/リンク
商標、登録商標:
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関連資料:
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※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。 |
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