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ニュースリリース

2009年4月17日

日本ユニシス
大分銀行で「基幹系データウェアハウス・システム」を稼働開始

 日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)は、株式会社大分銀行(本店:大分県大分市、頭取:小倉 義人氏、以下 大分銀行)向け基幹系データウェアハウス(以下:DWH)システムを両社で共同開発し、このたび大分銀行では業務運用を開始しました。

 大分銀行では総合的な金融サービスの提供に向け、より一層の営業力強化が重要となるとの認識に基づき、従来の情報系システムを大幅に機能拡充した新システム開発を進めていたもので、開発は、システム基盤構築を日本ユニシス、業務アプリケーション構築を大分銀行が担当し、2008年2月に要件定義に着手してから約13カ月の開発期間を経て本番稼働に至っています。

 日本ユニシスでは、本システム開発で培ったノウハウを活かし、今後、他金融機関での本分野におけるシステム開発に取り組んでいきます。

 新システムの特徴は、以下の通りです。

  1. 顧客情報の一元管理・統一名寄せ
    顧客情報は、勘定系、情報系、サブシステムに分散されていたため、全店における顧客情報を得るには、各システムから情報を取得する必要がありました。
    本システムでは、勘定系システムならびに各サブシステムで保持している顧客情報を集約・名寄せさせ、行内PCから顧客の属性情報、取引状況を一括して照会することが可能となり、顧客情報取得における作業負荷軽減を図ります。

  2. データの鮮度向上
    データ蓄積基盤を日次ベース化しました。
    これまでの月次ベースのデータに対し、よりタイムリーな情報分析や実績把握が可能となり、取引状況にあった迅速な顧客対応が可能となります。

  3. サブシステムとのデータ連携強化
    今後導入されるサブシステムを中心に、データ供給源を基幹系DWHシステムに切り替えていくことで、勘定系システムの負荷軽減を図ります。

  4. 提供基盤にES7000、WindowsServer®、SQLServer®を採用
    本システムでは日次ベースのデータ蓄積を行うため、24時間365日安定的な稼働を実現すべく、OS/データベース基盤にマイクロソフト社のWindowsServer/SQLServerを採用し、ハードウェアに日本ユニシス提供のミッションクリティカルサーバES7000のプロダクトセットを採用しました。

以上


注釈/リンク

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