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Foresight in sight

ニュースリリース

2009年3月18日

日本ユニシス
教育ソリューション「RENANDI® SaaS Edition v2.2」提供開始

〜 最大30倍以上のレスポンス向上、機能拡張により利用者の利便性アップ 〜

 日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)は、教育ソリューション「RENANDI(レナンディ) SaaS Edition」(以下 RENANDI)に新機能を追加し「RENANDI v2.2」として、本日より提供を開始します。

 新バージョンは、利用開始までの操作を簡便化するウィザード機能の追加により、初心者の操作への利便性向上に配慮するほか、利用人数規模の拡大による大量データ処理で最大30倍の処理スピードの向上を実現しています。
 また利用者からの要望をもとに、「講師権限の拡張」、「一括処理の拡張」、「ダイレクトURLの拡張」など、10項目以上の機能について拡張・充実したほか、「お休みプラン」、「ディスクオプション」、「アカデミックディスカウント」など、SaaS版を利用するにあたっての新料金体系を追加しています。

 新バージョンの主な特徴は次の通りです。

  1. 大規模運営のための処理速度向上
    大量の学習者を管理する場合、対象となるデータ量の増加に伴いサーバーの処理スピードが遅延してきますが、処理手続きの効率化によって前バージョン比でレスポンス速度を30倍以上向上しています。

  2. 操作をナビゲーションするウィザード機能の提供
    RENANDIの利用開始時に必要となるコース情報、教材情報、受講者情報の登録操作を画面のナビゲーションに従って操作できるウィザード機能を提供します。

  3. 講師権限の拡張
    講師が、自分の管理するコースにアシスタントや学習者を登録できます。

  4. 一括処理の拡張
    テスト機能やドリル機能に加えアンケート機能の問題登録にCSVファイルからのインポートが可能です。

  5. ダイレクトURLの拡張
    学習教材を参照するためのURLを発行できます。これにより外部Webページからの教材の呼び出しが可能です。

 「RENANDI v2.2」は、本日からSaaS版、ならびにライセンス版の利用者へ提供するほか、教育・人材育成関連のステークホルダが一堂に会する『場』として運営を開始している「ビジネスパーク™/ラーニング」の基盤システムとして利用を開始します。
 日本ユニシスは、企業や教育機関、自治体などを対象に、RENANDIを今後3年間で30億円の売上を目指します。

以上

■SaaS(Software as a Service)
必要な機能を、必要な時に、必要な分だけ、インターネットを介して利用できるソフトウェアのことです。

■RENANDI
日本ユニシスは、人材育成の強化や教育の質の向上といった社会情勢を背景に、1998年から10年にわたり産官学連携で教育ソリューション分野での研究開発に取り組んでおり、2003年度から学習管理システムRENANDIを販売しています。RENANDIは、授業や演習、企業の研修などを支援するコース管理システム(CMS: Course Management System)の機能と、eラーニングシステム(LMS:Learning Management System)としての機能など30以上の機能を持ち、多くの学習形態に柔軟に対応することを設計思想として開発したシステムです。
また、2008年4月1日よりSaaS版の販売開始。RENANDIの豊富な機能をSaaSとして提供することで、ユーザーは、導入・運用・保守の費用や負荷を軽減できるだけでなく、利用規模に応じて必要な機能を、必要な期間だけの利用が可能になります。

■ビジネスパーク/ラーニング
日本ユニシスは、教育・人材育成関連のステークホルダが一堂に会する『場』として、ビジネスパーク/ラーニングを提供します。ビジネスパーク/ラーニングでは教育・人材育成系SaaSの開発・統合・利用環境のワンストップ・サービスを目指しています。

■大規模運営のための処理スピード計測テスト
2万人が学習する研修コースの成績表表示更新処理の当社計測テストで、従来の34分の1に処理時間が短縮されたほか、テスト結果のダウンロード処理で23分の1、アンケート結果の表示処理で17分の1となるなど、手続きの簡略化によりレスポンス速度を向上しています。

■システム利用環境
推奨Webブラウザ:Windows® Internet Explorer7、Mac OS X Safari 3




注釈/リンク

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