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Foresight in sight

ニュースリリース

2009年2月2日

日本ユニシス
内部統制評価に関するICTホスティングサービスを販売開始

〜 低価格であんしん、安全な利用環境を実現 〜

 日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)は、金融商品取引法に基づく企業の内部統制対応の評価ニーズに対応したソリューション「ICT内部統制評価サービス」の販売を2月2日から開始します。

 「ICT内部統制評価サービス」は、内部統制の評価業務を支援するソリューションを日本ユニシスのICTホスティングサービス(注)で提供するものです。

 2008年4月から施行されている金融商品取引法における内部統制対応も、法対応の初年度を終えるタイミングとなり、対象企業では次年度以降の継続的な運用に関し、企業における対応の定着と、効率性を高める検討が本格化してきました。
 ここ2〜3年の間、プロジェクト化、専任組織化がなされてきた内部統制への対応は法施行2年目以降、関連組織/人員の縮小が多くの企業で計画されています。一方では内部統制への対応については、その品質の維持、継続的な運用が求められています。

 内部統制対応の整備面で最大の労力を要した文書化作業も今後は保守フェーズを迎え、対応の業務の中心は監査部門を中心とした評価作業へと移行していきます。
 内部統制の評価作業を限られた業務担当者により高い品質で効率的に行うために、ITツールの活用が改めて着目されています。

 「ICT内部統制評価サービス」は、内部統制評価関連ソリューションで実績のある三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:門脇 三雄氏)と共同開発したオープンソース環境専用のソリューションで、日本ユニシスがICTホスティングサービスで提供します。

 「ICT内部統制評価サービス」の特徴は、以下のとおりです。

1.一連の内部統制の評価業務をトータルに支援し、高品質、効率化を図る

  • 企業で作成した内部統制文書(3点セット※)の容易な取り込みと検索が可能
    文書作成ツールやMicrosoft Office Excel®などで作成したRCM(リスクコントロールマトリックス)文書内容をデータとして取り込めます。その他関連文書についても文書管理機能を利用して取り込み、文書内容の素早い検索が行えます。
     ※内部統制文書の3点セット
     (1)リスクコントロールマトリックス(2)業務記述書(3)業務フロー図の3文書のことです。

  • 内部統制評価に関するプロセス管理
    内部統制評価に関する作業進捗管理、関連文書管理を行います。

  • 証憑、証跡の管理
    評価作業において参照する証憑、証跡のイメージデータを評価プロセスと紐付けて登録、管理します。

  • 不備管理、是正状況管理
    発見された不備やそれに対する是正計画/是正状況のリスト出力と、是正後の再テストに関するスケジュール管理を行います。

2.内部統制評価部門のシステム管理・運用にかかる負担を軽減し、低価格で提供

 本サービスは、オープンソース環境での稼働、ホスティング形式、低価格での提供が可能となります。また、内部統制評価部門のシステム管理・運用にかかる負担を軽減し、保守などの関連コストの大幅な削減が図れます。

3.万全なセキュリティ対策により「あんしん、安全」な環境を提供

 本サービスは、万全のセキュリティ対策(暗号化、管理設備の厳密な運用など)、データバックアップ対策を実現しているICT基盤を利用するため、「あんしん、安全」な環境を提供します。
 「ICT内部統制評価サービス」の提供価格は、初年度600万円(ソフトウェアライセンス料金/初年度ホスティング料金/保守料金)、2年目以降150万円(ホスティング料金/保守料金)からです。

 日本ユニシスは「ICT内部統制評価サービス」を、今後3年間で250社の企業への販売を目指します。

以上

注:ICTホスティングサービス
コンピューターと情報ネットワークのサービス階層である(1)IDC施設・設備、(2)インフラサービス(Firewallなど)、(3)ネットワーク、(4)ハードウェア、(5)OS、 (6)運用、(7)監視、(8)セキュリティを一元的に提供するサービスです。
■セミナーのご案内
・テーマ: 「ICTサービスフォーラム〜企業システムに"ペイ・フォー・ユーズ"という選択」
・開催日時: 2009年2月5日(木)13:30 〜17:40 (13:00開場・受付開始)
・開催場所: 東京ステーションコンファレンス5・6F(フォーラム総合受付5F)
・お申込み: (終了しました)


注釈/リンク

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