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Foresight in sight

ニュースリリース

2009年1月14日

日本ユニシス
知的財産情報と企業収益を考慮した「企業&技術分析レポート」の販売開始

〜 新設したグループ会社の独自ノウハウを活かして、スピーディ・低価格に対応 〜

 日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)は、グループ会社であるエヌユー知財フィナンシャルサービス株式会社(以下 NUiFS/エヌユーアイエフエス)の知的財産を評価する独自指標から作成された「企業&技術分析レポート」の販売を、本日から開始します。

 NUiFSは、「投資助言(注)・企業分析サービス」など、企業の技術力を評価することによって投資価値のある株式銘柄を抽出するサービスを提供しています。企業の技術力評価には、技術力の源泉である知的財産(特許)情報を利用し、従来の知的財産の評価指標では困難であった、株価や企業収益などの経済指標との関連性をも考慮した独自指標を開発しました。

 このたび、日本ユニシスが販売開始するのは、金融業界などで採用されているNUiFSの企業&技術分析レポート「NU−Repo/エヌユーレポ」です。本レポートの対応分野は、電気・精密・機械・建築・金属・材料・繊維など複数の業種の169技術と幅広く、お客さまの希望する分野の対応も可能です。
 従来の評価指標では、企業の知的財産情報から技術力を評価するには、知的財産や技術の専門知識が必要でしたが、本レポートは、理解しやすい「製品」や「企業」単位の評価結果で提供するため、知的財産や技術の専門知識を必要としません。さらに、株価や企業収益などの経済指標との関連性を考慮しているので経済の実態にあった技術的競争力の評価が可能です。

 「NU−Repo」の特徴は、以下のとおりです。

1. NUiFSの格付け評価指標により、企業規模に依存しない真に強い企業や技術を見出す
NUiFSのアナリストが評価指標を算出します。この評価指標は、企業収益などの経済指標との関連も考慮しているので、経済の実態にあった技術的競争力の評価が可能となります。
異なる業種や異なる技術分野の比較や過去評価と現在評価の比較により、特許保有規模に依存せず真に強い企業を見出すことができます。
金融市場などで採用されている実績と信頼性で、投資価値のある株式銘柄の抽出に利用することも可能です。

2. わかりやすいポイント解説で、知的財産の専門家でなくとも手軽に利用可能
評価項目を見慣れた「製品」や「企業」単位でまとめ、技術開発動向を踏まえて重要ポイントを解説するため、知的財産や技術の専門知識を必要としません。
技術開発動向のサマリーや企業の強さを点数化してランキングで表示するなど主要企業の動向を可視化でき、知的財産の専門家ではない経営/事業企画部や営業部、金融業や機関投資家にも、競合他社分析や業界動向分析、融資先やベンチャーキャピタルへの企業分析などの情報として手軽に利用することができます。

3. 多業種・多技術に、スピーディ・低価格で対応可能
対応分野は、電気・精密・機械・建築・金属・材料・繊維など複数の業種と幅広く、既に169技術は評価試算済みのため、スピーディかつ低価格で提供できます。
高額になりがちな企業や技術分析も投資コストを抑えて導入することができます。
169技術以外のお客さまのご希望の分野での対応も可能です。


 本レポートの価格は、1レポートあたり50万円からです。日本ユニシスは、将来的には、インターネット通じて、お客さまが本レポートをリアルタイムに購入できる仕組みを計画しています。

 今後も日本ユニシスは、製造業の保有する知的財産を有効に活用するサービスを通じて、グローバルで通用する日本の製造業の発展に貢献するとともに、企業規模に関わらず技術力を持つ企業が活躍できる仕組みづくりに取り組みます。

以上

注:投資助言
投資助言とは、投資顧問契約を締結した顧客に対し、有価証券や金融商品に係る取引の投資判断について、アドバイスを行うものです。投資判断および必要な発注事務等は顧客自身が行い、投資の結果についての責任は顧客自身が負います。

■セミナーのご案内
・テーマ: 企業資源「技術と人」の有効活用 〜いまこそ競争力をつける時〜
・開催日時: 2009年2月26日(木)13:30 〜16:30 (13:00開場・受付開始)
・開催場所: 日本ユニシス株式会社 本社6階プレゼンテーションルーム
・お申込み: (終了しました)


注釈/リンク

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