日本ユニシス株式会社（本社：東京都江東区、社長：籾井勝人、以下日本ユニシス）は、SaaS^（注1）のビジネス機会創出の場「ビジネスパーク™」の第1弾として、教育・人材育成系SaaSのマーケットプレイス「ビジネスパーク/ラーニング」のビジネスパートナーを募集するとともに、サポートサービスを提供します。

　ビジネスパーク/ラーニングは、次世代情報共有基盤システム「NeXtCommons™」^（注2）やラーニングマネジメントシステム「RENANDI®^（注3） SaaS Edition」などを活用して教育・人材育成系SaaSの開発・統合・利用環境をワンストップサービスで提供します。各企業は固有ベンダーにとらわれることなく、最先端のSaaSを必要に応じて自由に選択・利用でき、新たなビジネスの『場』を活用できます。

ビジネスパーク/ラーニングの特徴は以下のとおりです。

1. 教育・人材育成関連のSaaSベンダーが集まりノウハウを共有することにより、迅速かつ容易に事業参入が可能
   
2. ユーザー管理からシステム運用、課金まで、サービス運営はビジネスパークでの代行も可能
   
3. ポータルや人材管理システムなどと連携することで、教育・人材育成サービスに留まらないソリューションを生み出すことも可能
   
   

　ビジネスパーク/ラーニングは、これらの特徴を各ステークホルダーに活用させるために以下のような機能と利用方法をビジネスの『場』として提供します。

1. 教育・人材育成関連のSaaS提供企業
   自社のSaaSを単独で提供するだけでなく、他社のSaaSと連携し新たなソリューションとして提供する『場』として利用できます。
   例：人材管理システムなどのSaaSを提供しているISV、システムインテグレーターなど
   
   
2. 教育・人材育成関連のコンテンツ提供企業 自社が保有するコンテンツを提供するために必要なソフトウェアやサーバーを所有することなくSaaSでの利用が可能です。これによりシステム構築やサーバーのメンテナンスが不要となり教育・人材育成事業への参入が迅速かつ容易に行えます。
   ビジネスパーク/ラーニングではeラーニングを始め、集合研修や協調学習など様々な学習形態に対応したSaaSを利用できます。また教材コンテンツも動画・音声・テキストなど様々な形態に対応しています。
   例：自社の教育サービスに付加価値を与え、競合との差別化を図ろうと考えている出版社・学習塾・英語学校・資格取得学校・大学など
   
   
3. 教材コンテンツ利用者
   コンテンツ利用者は様々な教材コンテンツの検索、利用申込、受講が可能であり、自社または自分に合った適切な学習が行えます。ビジネスパーク/ラーニングから提供される教材コンテンツは一元管理され、学習履歴の管理、受講者の管理やメンタリングなどコンテンツ利用者をサポートする機能が豊富に揃っています。
   例：社員研修でeラーニングや集合研修を検討している企業の教育担当者や人材採用担当者など

以上

注1：SaaS（Software as a Service）
	必要な機能を、必要な時に、必要な分だけ、インターネットを介して利用できるソフトウェアのことです。
注2：NeXtCommons（ネクストコモンズ）
	大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所（http://www.nii.ac.jp/）社会共有知研究センターを母体とするNetCommons ?プロジェクトがオープンソースソフトウエアとして開発する、日本発の次世代情報共有基盤システム 「NetCommons 2.0 」（ネットコモンズ）を基に、同研究センターに参画するユニアデックスが独自の機能や運用管理サービス等を付加しSaaSとして提供するサービスです。
注3：RENADI（レナンディ）
	日本ユニシスが提供する教育機関の授業や演習、企業の研修向けのラーニングシステム（LMS：Learning Management System）。30以上の機能を持ち、多くの学習形態に対応しています。

■SaaS World/Tokyo 2008
ビジネスパークについては、SaaS World/Tokyo 2008（東京国際フォーラム）にて講演、展示を行います。

注釈/リンク

[Back]