日本ユニシス株式会社(本社：東京都江東区、社長：籾井 勝人、以下 日本ユニシス)と株式会社アスク(本社：東京都新宿区、社長：天谷 修身氏、以下 アスク)は、日本ユニシスの教育ソリューション「RENANDI^(注1)SaaS^(注2)Edition」を配信・運営基盤として利用し、「TOEIC TEST完全達成シリーズ」^(注3)などのアスクが提供するeラーニング教材の配信サービスを共同で行うことに合意しました。

　これにより、両社は新たにeラーニング教材配信サービスの販売・運営体制を整備し、「TOEIC TEST 完全達成シリーズ」をはじめとしたeラーニング教材の提供を開始します。
　「RENANDI SaaS Edition」は、これまで企業の社内向け研修用途で採用されていましたが、出版社とのeラーニング教材販売の共同ビジネスを行う初めての事例となります。

　今回の提携は、アスクにとって、eラーニング教材のユーザーへの提供方法に、教材配信サーバーなどを所有せずに済むSaaS基盤を使った使い勝手のいい学習環境の提供という選択肢を増やすことでユーザーの拡大を進め、売り上げの強化を図ることを目的としています。
　また日本ユニシスにとっては、出版業界との新たなチャネルを活用することで、SaaS事業の拡大を進めていくことを目的としています。
　今回の提携によってユーザーは、TOEIC TESTの目標スコア獲得可能な英語力を養成するための特訓プログラムなどを備えた高品質なeラーニング教材を「RENANDI SaaS Edition」の上で利用することで、学習履歴管理機能などを活用した効果的な学習に取り組めることになります。

　提携内容は以下の通りです。

1. アスクからeラーニング教材を提供
   「TOEIC TEST 完全達成シリーズ」をはじめとする英語・中国語・日本語などの語学教材、新入社員向けビジネスマナー教材・PCリテラシー教材などのeラーニング教材を「RENANDI SaaS Edition」に搭載して販売を開始します。
   それに合わせて、既存のRENANDIユーザーへのeラーニング教材の提供も可能になります。
   
   
2. 日本ユニシスからeラーニングシステム及びサーバーの保守・運用サービスを提供
   「RENANDI SaaS Edition」により、eラーニング教材配信機能、学習者ごとの進捗管理や成績管理などの顧客サポート機能を提供します。また、システム運用のためのサーバーの保守・運用を行います。
   これによりアスクは初期投資を抑えてeラーニング教材の直接販売ビジネスを開始することができます。

　両社は、この提携により5年間に、配信先企業数で1000社、3億円の売り上げを目指します。

以上

注1：RENANDI(レナンディ)
	日本ユニシスは、従来より教育支援システムの研究開発に取り組んでいます。RENANDIは、授業や演習、企業の研修、eラーニングシステム（LMS：Learning Management System）としての機能など30以上の機能を持ち、多く学習形態対応したシステムです。サービス提供先顧客の社内教育での利用や、顧客が運営する教育サービスの配信システムなどビジネス型の利用に対応します。
注2：SaaS(Software as a Service)
	必要な機能を、必要な時にインターネットを介して利用できるソフトウェアのこと。ユーザーは、ソフトウェアの導入に伴う費用や負荷を軽減できるだけでなく、必要な機能、必要な期間の利用分のみ課金されます。
注3：TOEIC TEST完全達成シリーズ
	英語によるコミュニケーション能力測定のスタンダードとなっているTOEIC TEST対策のeラーニング教材。 目標スコア別（470点・650点・730点）の3コースを提供。 TOEIC TEST形式の問題練習だけではなく、音声を聞き取りキーボード入力をしていく「ディクテーション」や10秒の制限時間内に英文を読み解いて解答スピードの感覚を養う「瞬発力トレーニング」などユニークな学習形式を採用した、TOEIC TESTのスコアアップと同時に、ビジネスシーンで必要な英語力を養うことのできるeラーニング教材です。

注釈/リンク

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