2007年9月26日
日本ユニシス、SAPジャパン
昭和シェル石油の新人事システム基盤の構築を実現
〜 SAP® ERP HCMを導入し、従業員向け、管理者向けの新たな仕組みを実現、効果的な人事マネジメントを支援 〜
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)とSAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:八剱 洋一郎、以下 SAPジャパン)は、昭和シェル石油株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長:新美 春之 氏、以下 昭和シェル石油)の将来に向けた人事ビジョンの実現を目指し、新人事システム基盤を構築しました。
昭和シェル石油は、2003年より全社的な情報システム基盤の整備として、SAPの基幹業務ソフトウェアであるSAP ERPを採用しています。この度、さらに人事機能の充実を図り、将来を見据えた新人事システム基盤を構築するため、SAP® ERP Human Capital Management(以下 SAP ERP HCM)を導入しました。
日本ユニシスは、SAP ERP HCMの豊富な実績を評価され、システム導入パートナーに選ばれました。新人事システム構築プロジェクトを総括し、業務の実態に沿った必要最低限の追加開発への絞込みを成功させ、低コストで短期間導入を実現しました。SAPジャパンは、最新バージョンであるSAP ERP HCMの新機能の技術支援を担当しました。
新人事システムは、昭和シェル石油および関連会社の一部、約2,000名の従業員を対象に、「従業員サービス」、「人材開発」、「マネージャーサービス」および、「定型業務(人材管理、組織管理、給与管理、福利厚生管理、出向管理など)」から構成されています。
SAP ERP HCMの導入による期待される効果は、以下のとおりです。
1. | 従業員サービス |
従業員が、人事関連の申請手続きを必要な時にWebで検索、登録することができ、従業員サービスが従来よりさらに充実します。同時に、今まで紙ベースの帳票類の配布、収集、チェック、保管管理に費やした作業を大幅に削減でき、業務効率の向上とコストの削減が見込まれます。 | |
2. | 人材開発 |
人材情報基盤をもとに、目標管理(MBO)並びに一連の人事考課を最新のHCMバージョンの活用により、Web上で実現します。また、人材開発の研修(セミナー)管理機能により、従業員が自分の能力開発の履歴をWeb上で確認し、部門が必要とするコンピテンシー(行動特性)と自分自身が持つコンピテンシーのギャップを認識することができます。 | |
3. | マネージャーサービス |
マネジャーが人事管理上の必要な情報をWeb上で迅速に入手し、適切な育成指導を実施することが可能になります。また、部下の目標管理計画と組織目標とのベクトル合わせを行い、その進捗、評価をフィードバック面談などで共有できます。さらに、上位マネージャー層が求める人事戦略情報を要求に応じて迅速に提供できるようになりました。 |
昭和シェル石油は、今後さらに新人事システムの活用領域を拡張し、勤怠管理の拡充や、経営情報分析への展開、eラーニング機能の拡張などを推進していきます。さらに、将来想定されるさまざまなビジネス変化、組織改編、制度改正などに、より一層柔軟に対応できるシステム基盤として充実させる予定です。
日本ユニシスとSAPジャパンは、今後も連携し、昭和シェル石油の新人事システム基盤の充実を図るためのシステム強化をサポートしていきます。
以上
注釈/リンク
* | SAP、SAPロゴ、SAP NetWeaver、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名は SAP AGのドイツおよびその他世界各国における登録商標または商標です。 |
* | その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。 |
* | 関連URL: 「SAPジャパン」 http://www.sap.com/japan 「昭和シェル石油」 http://www.showa-shell.co.jp/ |
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