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Foresight in sight

ニュースリリース

2007年6月25日

日本ユニシス
実業団女子バドミントン部を創部

〜 女性活躍推進のシンボルに位置づけ、日本のトップチームを目指す 〜

 日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:籾井勝人、以下 日本ユニシス)は、日本バドミントン界の現チャンピオンチームである男子チーム(注)に続き、「実業団女子バドミントン部(以下 女子バドミントン部)」を、7月2日に創部します。
 女子バドミントン部は、最速で2009年の日本リーグ1部昇格を目標にするとともに、2008年北京オリンピックでの代表選手輩出を目指します。

 現在、日本女子バドミントンは中国に次ぐ世界第2位の実力を誇っており、北京オリンピックでのメダル獲得が期待されています。このような状況の中、日本ユニシスは男子チームを「日本リーグ」「全日本実業団選手権大会」の2大タイトル完全制覇するまでに育成した経験を活かし、今回、新たに女子バドミントン部を創部する運びとなりました。

 女子バドミントン部創部にあたっては、日本のトップチームを目指す実業団チームとして初めての女性監督を起用、コーチなどスタッフ陣についても女性中心の編成を行い、女性の活躍推進のシンボル的存在となるチームを目指して行きます。
 監督には、「国別対抗世界選手権 ユーバー杯」2回優勝、「全日本総合選手権大会」で10回優勝の実績を持つ、田児よし子(旧姓:米倉)氏が就任。選手には、2005年、2006年「全日本学生選手権大会」シングルスチャンピオンで日本代表の平山 優(早稲田大学4年生)選手のほか数名の入社を予定しています。なお、平山選手は現在、世界ランキング28位。北京オリンピック出場が狙えるランキングに位置しています。

 今後、女子バドミントン部は、2008年2月の「日本リーグ2007 チャレンジリーグ」に参戦し、日本リーグ2部昇格を目指します。さらに「日本リーグ2008 2部リーグ」で優勝を果たすことにより、一気に2009年の日本リーグ1部昇格を狙います。将来的には男子チーム同様、日本の2大タイトルである「日本リーグ」、「全日本実業団選手権大会」の制覇、オリンピックでのメダル獲得まで視野に入れています。

 日本ユニシスは昨年一年間で、地元東京都江東区の高校生をはじめ、全国の学生や団体、指導者に対し7回の講習会を開催し、国内・国際大会で活躍するトップ選手自らがバドミントンの楽しさを伝えました。
 また、本年5月には当社籾井社長が、日本小学生バドミントン連盟会長に就任し、健全なジュニア選手育成の直接的なサポートも開始しました。さらに6月には、日本とベトナムの友好関係促進、ハノイ市地域社会での貢献を目的に『日越親善チャリティマッチ「ベトナムナショナルチーム vs 日本ユニシスチーム」』を開催、教育機会に恵まれない同国の子供たちのために全収益金を「ベトナム児童基金」に寄付しました。

 日本ユニシスでは、このような地道な取り組みと、男女トップチームの活躍を通じ、バドミントンのメジャースポーツ化に貢献していきたいと考えています。

<監督> 田児よし子
  田児(旧姓:米倉)よし子(たご よしこ)
主な戦績: ・第8回、第9回 国別対抗世界選手権ユーバー杯優勝
・1978年、1980年 全英オープン女子ダブルス準優勝
・全日本総合選手権大会
  女子ダブルス 6連覇を含む8回優勝
  女子シングルス、混合ダブルス各1回優勝
・全日本社会人選手権大会
  女子ダブルス 7連覇を含む9回優勝
  女子シングルス、混合ダブルス各1回優勝

<選手> 平山 優
  平山 優(ひらやま ゆう) *世界ランキング28位・日本ランキング3位(2007年6月21日現在)
学歴: 私立聖ウルスラ学院高等学校卒、早稲田大学社会科学部4年在学
主な戦績: ・2002年 全国高校総体(インターハイ)女子シングルス優勝(高校2年)
・2003年 全日本総合選手権大会女子シングルス準優勝(高校3年)
・2005年、2006年 全日本学生選手権大会(インカレ)女子シングルス優勝
・2005年、2006年 全英オープン女子シングルス16強

<今後のスケジュールと目標>
 
2007年7月 東京都実業団連盟登録
2008年2月 チャレンジリーグ参加
2部リーグ入れ替え戦
2008年11月 2部リーグ参加
2009年2月 1部リーグ入れ替え戦
2009年10月〜12月 1部リーグ参加

以上



注: 日本ユニシス実業団男子バドミントン部
1989年創部。12名の選手が所属(うち日本代表選手4名)。2000年シドニー・オリンピック、2004年アテネ・オリンピックの男子シングルス日本代表選手を輩出。
2005年「日本リーグ」初優勝。2006年「日本リーグ」、および「全日本実業団選手権大会」に優勝。
2007年「世界国別対抗選手権 スディルマンカップ」2部での日本の優勝、16年ぶりの1部昇格に、男子ダブルス(坂本修一・池田信太郎組)で大きく貢献。
現在、2006年「全日本総合選手権大会」男子ダブルス優勝の坂本・池田組(世界ランキング14位・日本ランキング1位)や、男子シングルス準優勝の中西洋介(世界ランキング35位・日本ランキング3位)などが所属。


注釈/リンク

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