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Foresight in sight

ニュースリリース

2007年1月4日

日本ユニシス
籾井勝人社長、年頭所感

 2007年の年頭にあたり日本ユニシス社長 籾井 勝人は、全グループ社員向けに以下の年頭所感を発表しました。

 新年明けましておめでとうございます。
 日本ユニシスグループにおける2007年のキーワードは「実行」です。私は、これまでの日本ユニシスの過去の経営計画、また私が就任以来の発言を振り返ってみました。2007年を大きな飛躍の年にするため、ぜひ有言実行をお願いします。私は「実行」する人を評価します。

 2007年は"社員が働きやすく"、"将来に希望を持てる会社"にするため、抜本的な改革の施策をいくつか打ち出します。
 私は就任直後から日本ユニシスグループの成長のために「三位一体」「M&A」「三井物産との連携」などを掲げてきました。まず、「三位一体」の実現をさらに加速するため組織改編を実行することにします。社員の気持ち、経営の施策が同じベクトルを向いたとき、会社は大きく前進します。「M&A」は今年必ず実行します。新たな仲間が加わり、新たな刺激が社内に生まれると思います。「三井物産との連携」については着実に実行され、我々のノウハウが新たな連携を確実に生んできています。
 加えて、会社にとって一番大事である「働きやすい職場環境」の整備を引き続き行います。社員が働きやすい環境を作ること、「幸福感を持てる会社」になることは、経営の永遠の課題です。人を大事にし、一歩一歩改善して行きます。人事制度も一部改定します。社員のことを第一に考えた心のこもった人事制度を目指します。「安心して仕事ができる」これが人事の心です。社員のやる気を引き出せる会社になったとき、みなぎる「活力」が生まれます。
 そして、この「活力」を基に大規模システム構築の受注を目指します。新しいお客さまを獲得し、日本ユニシスグループを大きく、強く発展させて行きたいと思います。

 今やITは社会インフラにとって不可欠であり、ひとたび障害が発生すれば、重大なインパクトを与えます。一方、システムの開発現場においては、プロジェクトマネージャーがプレッシャーを一身に背負っているという現実があります。こういう状況は、システム障害、プロジェクトの赤字化につながりかねません。
 日本ユニシスグループは、システム開発のプロセスを見直し、システム開発における「早期警戒システム」を作り出します。問題は必ず起きるという前提で、問題が発生したら警報を鳴らし、社員の英知を集め、問題に早期に対応できることが、システムの品質を高め、お客さまが安心してシステム構築を我々に任せていただけることになるのです。そして、それが日本ユニシスグループの「ブランド力」を高めることになるのです。

 2007年は、米国ユニシスへの商標使用料等の支払いがなくなります。また、当社は、2008年3月に会社設立50年を迎えます。今年は、次の50年に向けて飛躍するための総仕上げの年です。繰り返しになりますが、今年のキーワードは「実行」です。ぜひ、皆さん一緒に頑張りましょう。

以上


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