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Foresight in sight

ニュースリリース

2006年12月14日

ユニアデックス
「FAX誤送信抑止ソリューション」を富士ゼロックス「ApeosPortシリーズ」向けに提供
〜FAX番号の事前登録、個人認証、送信文書承認、履歴管理のフローをネットワーク上で効率化〜

 ユニアデックス株式会社(本社:東京都江東区、社長:高橋 勉、以下 ユニアデックス)は、「FAX誤送信抑止ソリューション」を開発し、12月15日(金)から、富士ゼロックス株式会社(以下 富士ゼロックス)のFAX/複写複合機「ApeosPortシリーズ」向けに提供を開始します。エンドユーザーへのソリューション販売は、富士ゼロックスが同日から開始し、ユニアデックスは、コンサルティング、構築・導入・ネットワーク機器周りの保守を担当します。

 「FAX誤送信抑止ソリューション」は、あらかじめ登録したFAX宛先番号だけに送信を可能にするほか、特定の管理者をたてて文書内容をオンラインでチェックし承認がなければ送信できなくするなど、厳密な承認フローを必要とする企業のニーズを満たすソリューションです。ユニアデックスが開発したWEBサーバーと、ダイコム・ジャパン株式会社(以下ダイコム)が開発したセキュアFAXサーバー「TOPCALL®」で構成されます。

 「TOPCALL」がApeosPortから送信した文書の承認ならびにFAX送信、送信文書のイメージの保存、アーカイブなどを行い、WEBサーバーが「ApeosPortシリーズ」と「TOPCALLサーバー」間での連携管理、ならびに個人認証を含むユーザーとのインターフェースを提供します。

 FAXは今なお公共性の高い通信手段として日常業務で利用されています。身近で便利なメディアであるだけに「相手先を間違えて送ってしまった」、「違う内容の原稿を送ってしまった」など、誤送信も簡単に発生します。本来送るべき相手と違う者にFAX送信することは、個人情報保護法の「本人の同意なき第三者提供」にあたり、個人が特定できる情報であれば問題とされることが考えられます。また、企業機密を含む情報の場合、外部漏洩のリスクは計り知れません。

 こうした環境に対して、ユニアデックスでは、番号の事前登録による意図しない相手への送信防止と、個人認証による厳密な管理、そして送信→承認→履歴管理にいたる一連のワークフローをネットワーク上で効率化することにより、企業内のFAX送信プロセスを管理する「FAX誤送信抑止ソリューション」を開発したものです。セキュリティー事故発生後の履歴確認のみならず、事故の事前抑制対策もあわせた総合的なソリューションとして提案します。

 主な特徴は以下の通りです。

【個人認証機能】
「ApeosPortシリーズ」の画面からログインするときには必ずIDとパスワードの入力が必要になりますので、FAX送信時でも個人認証が可能です。

【稟議機能】
「FAX誤送信抑止ソリューション」は、管理者の承認を得た宛先番号をFAXサーバー「TOPCALL」に事前登録するのが基本ですが、さらに管理者がパソコンで文書内容を直接チェックし承認がなければ送信できなくする「稟議機能」を追加することも可能です。

【証跡(Evidence)/履歴管理機能】
送受信FAX内容は、全て証跡として「TOPCALL」にイメージのまま保存されます。(オプションでアーカイブ機能有り)また、送信日時/相手先など送受信ログも保存されます。登録利用者ごとの履歴管理も可能です。

【冗長性】
FAX送受信はセンターの回線に集中化させますが、「TOPCALL」とWEBサーバーの各々2台構成により、障害時にも自動的にサーバーを切り替えるノンストップシステムとして動作します。また、回線インターフェースが、「TOPCALL」本体とは、別筐体となっているため、サーバー障害時にも利用可能な回線数を減らすことはありません。

 なお、エンドユーザーへの販売価格は、ApeosPort‐II、FAXサーバーシステム、Apeos連携1ライセンス対応で950万円(税込み)からです。※導入費、保守費用別途

以上


注釈/リンク

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