2006年10月19日
ユニアデックス
FOMA®/無線LANデュアル端末の新機種「N902iL」に対応し、
AiriP®ワイヤレスIP電話ソリューション事業を拡大
ユニアデックス株式会社(本社:東京都江東区、社長:高橋 勉、以下 ユニアデックス)は、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(以下 NTTドコモ)が来春から発売を予定している法人向けFOMA/無線LANデュアル端末の新機種「N902iL」に対応し、独自の業務アプリケーションを付加したAiriP(アイリップ)ワイヤレスIP電話ソリューション(注1)を販売していきます。
FOMA/無線LANデュアル端末は、社内では内線電話、社外では携帯電話として使用するいわゆるモバイルセントレックス環境を実現する端末です。業界初の「N900iL」が2004年11月に発表され、これを利用したユニアデックスのソリューションとして、当初から市場を積極的に開拓してきました。
「N900iL」の後継機にあたる「N902iL」は、無線LAN通信の高速化(最大54M bps)と、通話品質の向上を実現したほか、パソコン向けWebページ閲覧を可能にする無線LANフルブラウザの搭載、FeliCa®(注2)対応などにより、情報端末として大幅な性能強化を実現しています。
ユニアデックスは、この「N902iL」を利用した在庫確認や棚卸しなど営業支援ツール、電話帳連携など各種業務効率向上に向けたアプリケーションを開発し、情報端末としての可能性を追求していきます。そして「N902iL」の付加価値を一層高め、NTTドコモと共にモバイルセントレックス市場のさらなる活性化を目指していきます。
【NTTドコモ 法人営業本部 ソリューションビジネス部長 澤田 寛氏のコメント】 NTTドコモ法人営業部門は、モバイル端末の活用により、時間、空間を越えて、低コストでセキュアなコミュニケーションを目指すユニアデックスのAiriPワイヤレスIP電話ソリューションにおける「N902iL」の販売を歓迎いたします。ユニアデックスは音声によるコミュニケーションにとどまらず、アプリケーション連携によりビジネスに不可欠な情報をあらゆる場所で活用する、新たなコミュニケーションスタイルの価値創造を提案してきました。「N902iL」においても、今夏より試験端末による相互接続試験を行い、端末販売に向けて万全の体制で進めています。NTTドコモは、ユニアデックスをはじめ各社の協力をもって、今後もIPテレフォニー『PASSAGE DUPLE®(パッセージ・デュプレ)』を展開してまいります。 |
以上
注1:AiriPワイヤレスIP電話ソリューション | |
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ユニアデックスの「AiriPワイヤレスIP電話ソリューション」は、株式会社ネクストジェン製呼制御サーバー(SIPサーバー)、アルバワイヤレスネットワークス製無線LANスイッチなど、有力な複数のベンダー製品を組み込んだ拡張性の高さと、ユーザー環境に合わせた業務アプリケーションのつくり込み、さらに700台以上に上る自社活用から得るノウハウ提供が特徴です。これまで数十社への導入実績があります。 |
注2:FeliCa | |
ソニーが開発した非接触ICカード技術。不揮発メモリと無線通信チップを内蔵した樹脂製のカードで、読み取り端末にかざすだけで料金精算などのデータのやり取りができる。偽造・変造がしにくいようセキュリティー機構も備えている。 |
注釈/リンク
* | FOMA(フォーマ)、PASSAGE DUPLE(パッセージ・デュプレ)は、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモの登録商標です。 |
* | AiriP(アイリップ)は、ユニアデックス株式会社の登録商標です。 |
* | FeliCaは、ソニー株式会社の登録商標です。 |
* | その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。 |
* | 関連URL: 「ユニアデックス」 http://www.uniadex.co.jp/ 「エヌ・ティ・ティ・ドコモ」 http://www.nttdocomo.co.jp/ 「AiriP ワイヤレスIP電話 ソリューション」 http://www.uniadex.co.jp/service/AiriP/ |
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※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。 |
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