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Foresight in sight

ニュースリリース

2006年5月9日

ユニアデックス
SOX法対応などでニーズが拡大する、
ステレント製コンテンツ管理ソフトウエアのコールセンター業務を開始

 ユニアデックス株式会社(本社:東京都江東区、社長:高橋 勉、以下 ユニアデックス)は、米国Stellent, Inc.製の総合コンテンツ管理ソフトウエア「Stellent® Content Server」の保守サービスを、日本ステレント株式会社(本社:東京都千代田区、社長:ブライアン 遠藤、以下 日本ステレント)から受託し、5月15日からユーザー企業向けのコールセンター業務を開始します。

 「Stellent Content Server」は、社外Webやイントラネットへの公開用コンテンツを一元的に管理するソフトウエアです。「誰が」「いつ」「どのような文書や記録を更新したか」など、SOX法(注1)に適応して管理できるため、SOX法対応を進める上で本ソフトウエアへのニーズは拡大しています。

 これまで日本ステレントは、ユーザー企業からの技術質問やトラブル解決にE-mailとFaxで対応してきました。5月からはユニアデックスが、サポートサービスの中枢であるマネージドサービスセンター(注2)においてコールセンター業務を受託し実施していきます。これにより日本ステレントは、E-mail、Fax、および電話の3種類の方法でユーザー対応ができる体制となり、このコールセンター機能の充実によってサポート力の強化を図ります。

 ユニアデックスは、ハードウエアサポートのほか、オープン系、ミドルウエア、汎用系のソフトウエアサポート技術者を計400名以上有しており、その高技術と信頼性が評価されて今回の受託にいたりました。
 現在、セキュリティー監視、ネットワーク監視、IT資産管理、さらにはITIL(注3)ベースのコンサルティングなどを行うIT運用管理サービス事業を積極的に推進しており、この一環としてヘルプデスクを含むソフトウエア保守サービス事業の拡大も今後図っていきます。

 「Stellent Content Server」の特徴は以下のとおりです。

 「Stellent Content Server」は、社外Webやイントラネットへの公開用コンテンツの登録、期限管理、権限管理、公開承認フロー、そしてコンテンツ内検索の仕組みづくりなどを、限られたIT担当者に頼らないで企業の各部署が簡単にかつ、安全にブラウザ上で実施する環境を構築します。
 これにより、一極集中管理で発生しがちな更新の遅延などを回避し、各部署が所有している情報資産をより迅速・効率的に公開することが可能になります。
 また、Webコンテンツ管理やドキュメント管理以外にも、同一企業にある複数のWebコンテンツの協調体制を容易にする「コラボレーション管理」、ブラウザ経由でビジネス記録の作成や定義、分類、保持、破棄の管理を行う「レコード管理」、そして同じくブラウザ経由でトレーニング教材ビデオや電話会議の記録、証言、企業ブランドのグラフィックなどを管理する「デジタルアセット管理」を追加可能です。これらは既存のWebコンテンツ管理、ドキュメント管理のユーザーインタフェースを変更せずに利用(シングルプラットフォーム)できるため、管理者に操作性の戸惑いがありません。

以上

注1:SOX(サーベンス・オクスリー)法
エンロン事件をはじめとする米国企業の会計不祥事の続出に対して、米国政府が制定した企業改革のための法律。2002年7月に成立。財務情報の正確性を求める法律であり、ITガバナンスの観点で情報システム部門やプロバイダーにも、その導入や変更作業などのプロセスを厳密に証拠文書として残すことが要求される。2009年には日本版SOX法も施行予定。

注2:マネージドサービスセンター
ハードウエア、ソフトウエア、ネットワークに対するサポート窓口を一カ所に集結した統合型コールセンター機能と、情報システムの運用管理機能を一元化して効率を図ったユニアデックスの組織。

注3:ITIL(IT Infrastructure Library)
英国政府OGC(Office of Government Commerce)が作成したITサービス管理のための体系づけられたフレームワークで、運用管理を効率化するベストプラクティスが網羅されている。
ITILを適用してのITプロセスの設計・構築によって、サービスを提供するITベンダーとユーザー双方にとってサービス管理を明確化でき、変化に柔軟に対応できる高品質なプロセスを低コストで実現できる。




注釈/リンク

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