2006年4月3日
日本ユニシスグループ
籾井勝人社長「平成18年度入社式 挨拶要旨」
「平成18年度入社式」にあたり、日本ユニシスグループの新入社員を前に日本ユニシス兼日本ユニシス・ソリューション社長 籾井 勝人は、以下の挨拶をしました。
おはようございます。
入社おめでとうございます。
改めて、皆さんが社会人としての仲間入りをされたことにお祝い申し上げます。それと同時に、日本ユニシスグループへの入社、大変感謝いたします。
学生から社会人となるということは、皆さんにとりまして、人生20数年間の中で一番大きな変化、および転機であると思います。今まで、学生だからということで許されてきました様々なことが、社会人は、個人個人の責任において物事をなさねばならなくなるということです。
この大きな転機にあたり、私から皆さんにいくつかのお願いがあります。
まず一番は、皆さんに社会人としての「常識人」になってほしいということです。皆さんの中には学生時代はハメをはずされた方もいらっしゃると思います。しかし、社会人になるとなかなかそうはいきません。社会で、右であることは右であるし、左であることは左である。上は上、下は下。そのへんの常識をまず身につけてください。社会は決して甘やかしてくれません。基礎的なことを着実に身につけてほしいと思います。
今年度は、138名の皆さんが入社されました。おそらくしばらくするとスマートな人、そうでない人と様々な人が出てきて、不安を感じるかもしれません。
しかし、人生はよく出来たもので、長いのです。何か不安に感じ、困った時は、決して一人で悩まずに、先輩や上司に相談してほしいと思っています。
私も41年前の4月、新入社員の頃は、緊張と不安と大いなる希望など様々な思いが入り混じった複雑な気持ちでありました。その頃、私は、福岡から夜行列車で東京に上京しました。電車に迷いながら目的地に行くなど、会社に対する不安の前に東京に対する不安がありました。また、会社では、都会出身の学生は、話が上手で、英語もできるし、このような仲間たちと一緒に仕事が出来るのかなと不安と劣等感にさいなまれていました。
これは、忘れもしない41年前の入社式の際、当時の三井物産の会長が新入社員に次のような訓示をされました。
「この会社は、自由闊達な会社であります。君たち、何か意見や不満があるならば、上司に言いなさい。課長に言ってだめなら、部長に言いなさい。部長に言ってだめなら常務に言いなさい。それでもだめなら社長に言いなさい。これが自由闊達というものです。」
皆さんが、不安になった時に、入社式の時、社長もこのように言っていたなと思い出していただければ心の安らぎになるのではないかと思います。
また、繰り返しになりますが、社長として、皆さんに期待するところは、
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日本ユニシスとは、どのような会社か?
直近の大きな変化は、3月14日、長期間、我々の株主であり技術的な後ろ盾でありました、米国のユニシス・コーポレーションが我々の株主でなくなりました。今後も米国ユニシス・コーポレーションとはお客様に質の高い製品、サービスを提供するために技術連携など、ビジネスパートナーとしての良好な関係は継続していきます。
もう一つ。当社はこの10年あまり成長しておりません。 私は昨年6月社長に就任以来、「会社を成長させる」ということに焦点を絞って様々な施策を打ってきました。
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日本ユニシスグループの会社の理念は、
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最後に、
今日の「やるぞ!」という気持ちを維持し、熱くフレッシュに日々過ごしていただきたい。
この1年は、「技術スキル」や「社会人として常識」をしっかり勉強し身に付けてほしい。先は長いですのであせらないでください。コツコツと地道に習得し、幸せな会社生活を送ってほしいと思っています。
皆さんに、期待しています!
以上
注釈/リンク
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※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。 |
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