2006年1月17日
日本ユニシス、RSAセキュリティ
認証セキュリティ分野で協業
〜 個人と企業に、高度な個人認証とアクセス管理の実現によるセキュリティを提供 〜
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)とRSAセキュリティ株式会社 (本社:東京都千代田区、社長:山野 修、以下 RSAセキュリティ)は、認証セキュリティ分野で協業し、RSAセキュリティのIAM(個人認証とアクセス管理)(注1)製品に関する販売代理店契約を締結しました。これにより、日本ユニシスはRSAセキュリティの製品をベースにコンサルティング力、システム構築力を活かし、2006年1月17日からIAMソリューションの提供を開始します。
昨今、個人情報保護や内部情報漏えい対策、企業統治などの観点から、ユーザIDとアクセス権限を適切に管理するためのIAMソリューションの導入を検討する企業が増えています。また、企業だけでなく、企業がインターネットで提供している各種サービス(インターネット銀行・証券・通販など)の顧客である個人も、高度なセキュリティの確保を求めています。
このような市場のニーズに応えるため、日本ユニシスは、セキュリティ分野において高い技術力を持つRSAセキュリティと協業し、強固な個人認証を可能にするワンタイムパスワード(注2)の業界標準「RSA SecurID®」、複数のWebサイトに対するシングルサインオン(注3)を実現する「RSA ClearTrust®」と「RSA Federated Identity Manager」を日本ユニシスの新たなIAMソリューションとしてラインアップします。
これらの製品の組み合わせにより、情報システムのセキュリティの水準を高めながら、同時にユーザの使い勝手も向上させることができます。
日本ユニシスは、SAML(注4)などの業界標準に準拠した製品の提供が可能となり、認証セキュリティ分野での販売力を強化します。
RSAセキュリティは、日本ユニシスの豊富な実績をもつシステム構築力やさまざまな業種をカバーする営業力、サービス提供力により、IAM製品の販売力強化を目指します。
日本ユニシスとRSAセキュリティは、日本ユニシスの持つコンサルティングからシステム構築などのサービスと、RSAセキュリティが持つセキュリティ業界での豊富な経験と高品質な製品群を融合させ、高度な個人認証とアクセス管理を提供します。企業のセキュリティを強固にし、企業の顧客である個人が、安全・安心にインターネットサービスなどを利用できる環境を実現します。
日本ユニシスは、認証セキュリティ分野において、IAMソリューションを2年間で3億円の売上を目指します。
以上
注1:IAM (アイデンティティとアクセス管理) | |
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Identity and Access Management。情報システムを使用する個人の識別と認証、アクセス権限の管理。 |
注2:ワンタイムパスワード | |
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一回限り使用可能なパスワード。他人にパスワードを盗み見られても、盗撮されても、また通信データの盗聴などにより知られたとしても、悪用することはできない。 |
注3:シングルサインオン | |
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ユーザが情報システムに対してサインオン(ログイン、ログオン)を一回行うだけで、その情報システムに関連する別の情報システムに対して、再度のサインオンを必要とせずにアクセスできるための仕組み。 |
注4:SAML | |
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標準化団体OASISによって策定された、IDやパスワードなどの認証情報を安全に交換するためのXML仕様。SAMLを用いることで、一度の認証で、管理主体の異なる複数のWebサイトやサービスが利用できるシングルサインオンを実現できる。この機能は、RSA Federated Identity Manager が実装している。 |
注釈/リンク
* | RSAおよびSecurID、ClearTrust,、Federated Identity ManagerはRSA Security Inc.の米国およびその他の国における登録商標または商標です。 |
* | その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。 |
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※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。 |
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