2005年11月28日
日本ユニシス、札幌市水道局
「次期上下水道料金オンラインシステム」の開発ならびに
「上下水道ソリューションe-WaterWorks」商品化に合意
〜 利用者の視点に立った効率的な水道事業経営の実現を目指して 〜
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)は、札幌市水道局(北海道札幌市、水道事業管理者:小川 敏雄 氏)から、「次期上下水道料金オンラインシステム」の開発を受注し、構築に着手しました。
また、日本ユニシスと札幌市水道局は、当該システムを中核とする「上下水道ソリューションe-WaterWorks」の商品化についても合意し、日本ユニシスは、2005年12月1日からソリューションの販売の営業を開始します。
札幌市水道局は、利用者の視点に立った効率的な水道事業経営の実現を目指し、経営の根幹を担う「上下水道料金オンラインシステム」の柔軟性向上、セキュリティ対策強化、維持コスト低減など、さまざまな視点で改善を検討してきました。
今回、日本ユニシスが札幌市水道局より開発業務を委託された「次期上下水道料金オンラインシステム」は、Windows®OSをベースとしたオープンシステムとコンポーネント技術を採用することにより、札幌市水道局が目指す「水道事業経営のさらなる効率化」や「システムのオープン化によるコスト削減」を実現するものです。また、日本ユニシスは「上下水道ソリューションe-WaterWorks」を商品化し、全国の水道事業者が抱える経営課題を解決するためのソリューションとして提供します。
日本ユニシスが商品化する「上下水道ソリューションe-WaterWorks」の特徴は、以下のとおりです。
1. | 水道業務に必要な機能をコンポーネント化(部品化)
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2. | 顧客管理中心の滞納整理により収納率向上を実現
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3. | 利用者の視点に立った業務サービスへの対応
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4. | 業務委託対応
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5. | セキュリティ対応
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6. | Microsoft®.NET(注2)テクノロジーの採用
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今後、日本ユニシスは、全国の水道事業者に対し「上下水道ソリューションe-WaterWorks」を提供していきます。
以上
注1:マルチペイメントネットワーク | |
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マルチペイメントネットワーク(略称 MPN)とは、多くの金融機関と収納機関を結び、利用者が金融機関の窓口へ来店することなく、24時間いつでもどこでも公共料金などの各種料金をパソコン、携帯電話などで支払えるようにするために作られたネットワーク。 |
注2:.NET (ドットネット) | |
マイクロソフト社の .NET構想を象徴するブランドである「Microsoft®.NET」と、それを実現するアプリケーション基盤である「.NET Framework」の総称。.NET Frameworkは、通常のア プリケーション開発の他、XML Webサービスを活用したシステムの開発に適している。 | |
注3:XML(eXtensible Markup Language) | |
SGML(Standard Generalized Markup Language:文書記述言語)やHTML(HyperText Markup Language:ハイパーテキスト マークアップ言語)を基本として、各々の弱点を補完するように設計されたマークアップ言語。XMLはインターネット時代のデータ交換の標準フォーマットとして認知されている。 |
注釈/リンク
* | e-WaterWorksは、日本ユニシス株式会社の商標です。 |
* | Microsoft、Windows、Windows Serverは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。 Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。 |
* | その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。 |
* | 関連URL: 「札幌市水道局」 http://www.city.sapporo.jp/suido/ |
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※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。 |
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