JP/EN

 

Foresight in sight

ニュースリリース

2005年4月11日

日本ユニシス・エクセリューションズ
中小のものづくり市場にフォーカスした新サービス体系を発表

 日本ユニシス・エクセリューションズ株式会社(本社:東京都新宿区、社長:山本 敏郎、以下 日本ユニシス・エクセリューションズ)は、ものづくり市場にフォーカスした業務支援サービスを大幅に刷新し、提供を開始します。

 日本のものづくりが、国際競争の中で、品質(Q)・価格(C)・納期(D)全てにおいて最高レベルであり続けるためには、製品開発プロセス全体の弛みない効率化・合理化が必要です。その為には、製品メーカはもとより、開発プロセスに組み込まれた小規模企業、個人企業までを含めた総合的なデジタル・プロセス化を推し進める必要があります。
 日本ユニシス・エクセリューションズは、この新しいものづくりプロセスに対応した、新総合サービス体系を整備しました。
 その1つとして、従量課金制、期間利用制のCAD/CAM利用サービス・ソリューション「CADMEISTERTM」(キャドマイスター)のサービス提供を7月1日から開始します。

 「CADMEISTER」は、経済産業省のプロジェクトとして2001年より始まった「デジタル・マイスター・プロジェクト(注)」を機に開発をスタートしました。このプロジェクトは、日本のものづくりの高度な技能・ノウハウを組み込んだCAD/CAMなどのアプリケーションを、小規模企業によって支えられているものづくり業界に広く普及し、活用してもらうことを目的としたものです。日本ユニシス・エクセリューションズはこのプロジェクトに参画し、約4年間の開発期間を経て「CADMEISTER Ver1.0」を完成しました。

 「CADMEISTER」は、日本ユニシスグループが、顧客とともに、長年培ってきたCAD/CAM開発技術に加えて、日本のものづくりのノウハウを専用機能としてシステム化したものづくり専用ソリューションであるとともに、IT投資を最適化するため、世界で初めて従量課金制と期間利用制による利用形態を採用しました。

 【CADMEISTERの特徴】
  • 世界初の斬新な利用形態により、最適なIT設備投資・コスト低減を実現。
     ・従量課金制(PPU:Pay Per Use):使用した時間分の料金を月毎に精算
     ・期間利用制(PPS:Pay Per Subscription):予め使用する期間を決め、その期間分の料金を事前に精算
  • 上記利用形態により、従来導入の難しかった3D CAD/CAMシステムの個人ユースを実現。
  • ブロードバンドに対応した、eサポート・eラーニングにより、導入から運用までの効率的な業務支援を提供。
  • 「CADMEISTERはユーザが育成するCAD/CAMシステム」との理念の基、顧客の要望・意見を積極的に取り入れ、進化させて行くCAD/CAMシステムです。
さらに、ものづくりプロセス全般をサポートする新サービスとして、
  1. BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービス
  2. コールセンターによる1日12時間のサポートサービス
  3. コラボレーション・ツールを活用したeラーニング、eサービス
  4. CAD/CAM利用技術向上、プロセス改革の為の業務支援サービス
など、ものづくりプロセスを支援する総合サービスで日本のものづくりに貢献していきます。

 日本ユニシス・エクセリューションズは、ものづくり業界全体をカバーするソリューションとサービスを揃え、今後も「日本のものづくりにおけるBEST ITソリューション・パートナー」としての活動を拡大していきます。

以上

注:デジタル・マイスター・プロジェクト
経済産業省主管のもと、金型設計・製造における熟練技能者の技能をCAD/CAMなどのアプリケーションに技術として組み込み活用することで、「ものづくりの力」を強化することを目的とし、2001年度から2003年度まで実施された技術開発助成事業。

注釈/リンク

[Back]