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Foresight in sight

ニュースリリース

2005年4月1日

日本ユニシス
地域金融機関向けのICキャッシュカード統合管理サービスの販売開始

〜 NTTコミュニケーションズのICカード統合管理サービスを採用、販売を協同展開 〜

 日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:島田 精一、以下 日本ユニシス)は、多発するキャッシュカード偽造犯罪の社会問題化、偽造対策としてキャッシュカードIC化の要請などを背景に、地域金融機関(地銀、第二地銀、信金)向けにICキャッシュカード事業を開始します。

 ICキャッシュカードを展開するためには発行管理、有効期限管理やセキュリティキー・証明書管理のシステムを構築する必要があります。また、これら各システムには高いセキュリティレベルで管理された環境が求められます。
 日本ユニシスは、ICキャッシュカードに関する豊富な実績と全銀協認証局構築で培った高度なセキュリティ技術・ノウハウを保有するNTTコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:鈴木 正誠 氏、以下 NTT Com)の提供するICカード統合管理サービス(注)の販売を開始します。

   NTT Comは、日本ユニシスに対して、複数の金融機関向けに構築している統合管理システムを一部モジュール化して提供し、販売についても日本ユニシスと協力、より付加価値の高いサービスを提供します。

 地域金融機関に対し日本ユニシスとNTT Comが提供するサービス導入メリットと、地域金融機関が受けるサービスの概要は、以下の通りです。

<サービス導入メリット>
1. 低価格の単体ICカードから高機能ICカードまでの幅広いラインナップから、生体認証や他事業者提携など、ニーズに合わせて選択可能。
2. ICキャッシュカード発行・管理システム構築コストの削減。
3. 煩雑なICカード発行・管理業務のアウトソースによる効率化。


<サービス概要>
 一貫したセキュリティレベルのもとで以下のサービスを提供します。
1. ICキャッシュカードの発行サービス
ICキャッシュカードの調達、新規発行、再発行、更新など。(発行者鍵の生成、管理、更新、配送を含む。)
2. 他事業者提携カードの発行業務統括
クレジット、交通系を代表例とする複数事業者との提携カードの発行・管理、カード発行のためのデータ連携システムの提供。
3. 多目的利用のためのICカード設計、業務アプリケーションの設計受託
カードOS、メモリサイズ、将来展開などの種々の要件から最適、低コストのカードを設計。また、カードに搭載する新規アプリケーションの設計。
4. 業務代行
他事業者提携カード発行・管理を業務運用面から支えるカードサービスセンターで種々オペレーションを提供。


 本サービスの提供開始時期は、平成17年4月1日から開始します。

 また、今後日本ユニシスとNTT Comは、チャネル系事業分野(インターネットバンキング、コールセンターなど)についても協業を行っていく予定です。

以上

注:ICカード統合管理サービス
  1. キャッシュカードのIC化
銀行システムへの影響を最小化できるよう、キャッシュカードのIC化に伴う機能、業務をアウトソースにて受託。特に鍵管理および、必要に応じて個人情報の管理を行う。
2. 他事業者との提携カードの発行・管理
3. 発行後のICカードへの新たなサービスの追加、削除の実施・管理



注釈/リンク

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