2005年3月14日
ユニアデックス
FOMA®利用のワイヤレスIP電話ソリューションを600台規模で自社に導入
〜 構内PHSの代替導入で社内外のシームレスなコミュニケーションシステム実現へ 〜
ユニアデックス株式会社(本社:東京都江東区、社長:福永 努、以下 ユニアデックス)は、自社の戦略商品であるワイヤレスIP電話ソリューション「FOMA/無線LANデュアル端末対応」を、本社および各事業所に導入し、3月7日(月)から本格稼働を開始しました。
ユニアデックスのワイヤレスIP電話ソリューションは、FOMA/無線LANデュアル端末「N900iL」と、高度なセキュリティー機能で定評のあるアルバワイヤレスネットワークス社製無線LANスイッチ、そしてネクストジェン社製国産SIPサーバー(注1)を主要システムコンポーネントとして組み合わせたソリューションです。
社内では無線LANを利用した内線電話として、社外では携帯電話として利用でき、これまで多くの企業が導入を進めてきた構内PHSシステムの後継になりうるコミュニケーションシステムを構築できます。また、メールの送受信、登録メンバーの在・不在などプレゼンス機能、およびグループウェアや業務アプリケーションとの連携も可能になることから、業務効率の向上に大きく貢献します。
「N900iL」
今回ユニアデックスは、営業を中心にFOMA端末「N900iL」約600台を配布しました。これにより、無線LANアンテナを設置したエリアであれば、フロアや事業所を移動しても通常の内線として「N900iL」を利用することができるため、社員同士が同じ建物にいながら携帯電話で通話を取り合うような非効率さを緩和します。今後は、段階的に全社に導入していく予定で、これにより、年間20%の通信コスト削減を目指していきます。
また、「03」で始まるダイヤルイン番号も「N900iL」に割り当てており、社員が外出中にデスクにかかってきた電話も自動的に転送され、外で応対できるようになります。これにより、お客様からの連絡も的確に本人につながるほか、オフィスにいる社員が外出中の社員の固定電話を取り次ぐ時間も削減できます。こうした運用の浸透で業務効率の総合的な改善を目指していきます。
本ソリューションのユーザーへの販売は既に開始しており、出荷は4月を予定していますが、今回の自社導入で得られる通信コスト削減や電話番号運用についてのノウハウ、また、社内システムとの連携や情報端末としての利用による業務改善に関するノウハウをユーザー導入にも生かしていく計画です。
「ワイヤレスIPCプロジェクト」
なお、ユニアデックスでは、本ソリューションの拡販のために約50名で構成される「ワイヤレスIPC(注2)プロジェクト」を1月に立ち上げ、4月からは「ワイヤレスIPC事業部」として組織化し、自社導入で得られる強みも生かした拡販を目指していきます。そして、ネットワークの更改や基幹・情報系の見直しビジネスなどにも波及させ、今後3年間で約500億円の販売を目指していきます。
以上
「注*」
注1:SIP(Session Initiation Protocol)サーバー | |
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IPネットワーク上で電話の呼制御を行うサーバー。 |
注2:IPC(IP Communication) |
* | FOMAは、株式会社NTTドコモの商標または登録商標です。 |
* | その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。 |
* | 関連URL: 「ユニアデックス」: http://www.uniadex.co.jp/ 「アルバワイヤレスネットワークス」: http://www.arubanetworks.co.jp/ 「ネクストジェン」: http://www.nextgen.co.jp/ 「ワイヤレスIP電話ソリューション」: http://www.uniadex.co.jp/service/wifi/system.html |
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※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。 |
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