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Foresight in sight

ニュースリリース

2004年11月18日

日本ユニシス、マイクロソフト
業界初、統合化された「SAP®リニューアルサービスメニュー」を発表

〜 アセスメント(評価)サービス、マイグレーション(刷新)、アップグレードサービス、
アウトソーシングサービスまでワンストップのサービスを提供し、コスト、期間を30%削減 〜

 日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:島田 精一、以下 日本ユニシス)とマイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表執行役 社長:マイケル・ローディング、以下 マイクロソフト)は、SAP®R/3システムユーザのアップグレード需要にこたえ、今までアップグレードに関して各社が個別に提供していた様々なサービスを体系化し、業界に先駆け、統合化されたサービスメニュー「SAPリニューアルサービスメニュー」として発表します。
 顧客は、「SAPリニューアルサービスメニュー」により、従来に比べてコスト、期間を約30%削減できます。

 「SAPリニューアルサービスメニュー」は、日本ユニシスとマイクロソフトの両社が中心となり、IT業界で初めて、アップグレード戦略・計画・構築・評価・運用の各フェーズを体系化しました。
 現在、アップグレードを検討している約300社の顧客は、アップグレードに際し、サービス提供者が複数になることによるコスト高、煩雑さに悩まれています。本サービスメニューを採用することにより、顧客は一貫したサービスを1つの窓口から受けることができます。また、本サービスメニューは、単なる最新版へのアップグレードだけではなく、将来を見据えたアドオンの分析、業務プロセスの見直し、システムの再構築やインフラコスト削減に向けたWindows®プラットフォームへの移行、本番後のアウトソーシングなどのサービスにより、ROI(Return On Investment:投下資本利益率)向上、TCO(Total Cost of Ownership:総所有コスト)削減を実現します。

 日本ユニシスとマイクロソフトは本メニューにより、今後2年間で100社の受注を目標としています。

 日本ユニシスの提供する「SAP リニューアルサービスメニュー」は、以下のとおりです。

1. SAPアセスメントサービス
簡易診断サービス:ハードウェア能力予測、アドオン(追加)修正ボリューム提示、アップグレード評価
詳細診断サービス:ハードウェアサイジング、アドオン修正方針提示、マイグレーション評価、アップグレード評価、経営へのインパクトの提示

2. SAPマイグレーションサービス
将来を見据えたプラットフォームのマイグレーション【OS(Operating system)/DB(Database)マイグレーション】の実施、運用管理システムなどの再構築

3. SAPアップグレードサービス:テクノロジーアップグレード(顧客のR/3システムを新機能業務の追加をすることなくアップグレードすること)

4. SAPモダナイゼーションサービス:アドオン見直し、業務プロセスの見直し

5. SAPマネージメントサービス
SAPシステム ITアウトソーシングサービス:データセンター(施設)を利用したハウジング(顧客のサーバを日本ユニシスのデータセンターに設置するサービス)形態のSAP運用サービス
SAPシステム Application Managementサービス:顧客が開発、構築したシステムも含め、高品質なアプリケーション開発、保守を提供するサービス

 マイクロソフトと日本ユニシスは、Windows ServerTM 2003の標準機能 ASR(自動システム回復)によるシステムバックアップ機能の検証など、SAPのマイグレーションにともない発生する事項について共同検証を行っています。
 検証後のホワイトペーパー作成や共同セミナーの開催など、共同にてマーケティング活動も展開予定です。

 また、本サービスは日本ユニシスとマイクロソフト両社に、日本キャップジェミニ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:印藤 公洋氏、以下 日本キャップジェミニ)、インテリグループジャパン株式会社(本社:東京都中央区、社長:ウナマタラ・スリニワス氏、以下 インテリグループ)を加えた4社のアライアンスによりサポートします。

【“R/3リニューアルサービス”における4社の役割】
●日本ユニシス
最新版へのアップグレード、アドオンの分析、業務プロセスの見直し、システムの再構築、Windowsプラットフォームへの移行、本番後のアウトソーシングなどの一貫したサービスを提供します。
●マイクロソフト
日本の SAP プラットフォームシェアでの高いシェアと実績を持ち、インフラコスト削減を可能にさせるWindows OS/SQL Server プラットフォームへの移行に対する技術的なサポートを実施します。
●日本キャップジェミニ
豊富な実績と高いスキルで、経営的な視点から業務プロセスの見直し、SAP新バージョンの新機能への適用などのコンサルティングを実施し、アップグレードを支援します。
●インテリグループジャパン
アップグレード支援ツールUptimizerTMで実際のアップグレード作業にともなうアドオン部分の問題点を事前に洗い出し、修正が必要なアドオンプログラムを容易に検出することを可能にさせ、アドオンの削減や有効活用のコンサルティングを実施します。

 なお、日本ユニシスとマイクロソフトは、11月25日(木)“SAPリニューアルサービスメニュー”発表セミナーを六本木アカデミーヒルズにて開催します。

以上


【日本キャップジェミニについて】
キャップジェミニはコンサルティング、テクノロジー、およびアウトソーシングサービスを提供する世界最大のコンサルティング及びITサービス会社の一つです。企業がテクノロジーを活用し、ビジネスで戦略的に成果を上げられるよう、約55,000名のコンサルタントが世界中でサービスを提供しています。

【インテリグループジャパンについて】
インテリグループジャパンは1998年5月の設立以来、ERP導入コンサルティングの分野で着実な歩みを続けてきました。近年は自社で独自に開発した各種ツールを利用して、顧客のSAPシステムの最適化やさらなる有効活用の実現に向けた取り組みを行っています。

【SAPジャパンについて】
SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト (ERP) をはじめ、サプライヤ・リレーションシップ・マネージメント (SRM) やサプライチェーン・マネジメント (SCM) 、カスタマーリレーションズ管理 (CRM) 、企業向けポータル (Enterprise Portal) 、製品ライフサイクル管理 (PLM) などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。すでに世界では120カ国、20,000以上の企業で1,200万人以上のユーザに利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに1,100社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力及び企業価値の向上に貢献しています。

本発表に際し、日本キャップジェミニ、インテリグループジャパンより、以下のコメントをいただいています。

■日本キャップジェミニ株式会社 ディレクター 長谷川 隆 様
日本キャップジェミニは、この度の日本ユニシス(株)の提供するSAPリニューアルサービスメニューに賛同します。経営的な視点から本サービスメニューのアセスメントサービス、モダナイゼーションサービスで協業を実施して、日本ユニシスと本サービスメニューの実行に参画致します。

■インテリグループジャパン株式会社 プリセールス ディレクター 横山 公一 様
インテリグループジャパンは、この度の日本ユニシス(株)の提供するSAPリニューアルサービスメニューに賛同します。当社の持つツール群とコンサルティング力で本サービスメニューを支援し、日本ユニシスと本サービスメニューの成功を目指していきます。


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