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Foresight in sight

ニュースリリース

2004年11月2日

アイワイバンク銀行、勘定系システム刷新へ

〜平成18年 Windows ServerTM ベースの銀行勘定系システムが稼働〜 − システム構築を日本ユニシス・野村総合研究所が受注 −

 株式会社アイワイバンク銀行(東京都千代田区、代表取締役社長 安斎 隆、以下アイワイバンク銀行)は、 このたび、平成18年の稼働を目途に勘定系システムを更改することを決定いたしましたので、お知らせいたします。

 システム開発は、日本ユニシス株式会社(東京都江東区、代表取締役社長 島田 精一、以下日本ユニシス)が請負い、 システムインテグレーションは株式会社野村総合研究所(東京都千代田区、代表取締役社長 藤沼 彰久 氏)が担当いたします。 アイワイバンク銀行の次期勘定系システムは、国内のシステムベンダーが独自に開発した初めてのMicrosoft® Windows Server SystemTM ベースの銀行勘定系システムとなります。

 アイワイバンク銀行は、現行システムのリース期間満了等の時機を捉え、金融機関の基幹系システム構築で実績が豊富な日本ユニシスをパートナーに、 柔軟性が高くコスト面でも有利なオープン系システムを採用・導入し、お客さまの多様なニーズにより一層対応できる体制を構築してまいります。

 ■アイワイバンク銀行の次期勘定系システムの特徴等は以下のとおりです。

1. 新たな金融サービス・商品の拡充を迅速かつ柔軟にサポートするシステム基盤
  • 採用を決定した業務パッケージ(BANKSTAR® )は、広い業務範囲をカバーしています。
  • 商品内容の変更等は、パラメータ設計のみで迅速に対応可能です。
  • 業務プログラムは、コンポーネント化(部品化)されており、メンテナンスが容易な構造です。
これらにより、今後お客さまのニーズに対応した商品・サービスの迅速な提供が可能となります。

2. 完全な24時間365日の運用が可能

  • システムメンテナンスの際にも、オンライン停止が不要なシステム基盤を採用することにより、お客さまに対して完全な24時間365日のサービス提供を実現します。
3. 災害対策システムをレベルアップ
  • 遠隔地に配置したバックアップ用データベースを本番データベースとほぼ同じ状態に保持する 仕組みを採用し、災害発生の際にも迅速にオンライン取引が再開出来るシステムを構築します。
4. 中長期的なコスト削減の実現
  • オープン系システムの活用により、当該システムの投資コストのみならず、将来的なコスト・パフォーマンス向上も含めたトータルなコスト削減を実現します。

 ■日本ユニシスが、アイワイバンク銀行へ提供する主な商品・サービスは以下のとおりです。

 
  1. オープン勘定系ソリューションBANKSTAR(バンクスター)
  2. オープン対外接続ソリューションETAIGAI® (イータイガイ)
  3. オープンミドルウェアMIDMOST® (ミッドモスト)
  4. エンタープライズサーバES7000
  5. オペレーティングシステムWindows ServerTM Datacenter Edition
  6. データベースソフトウェアMicrosoft® SQL ServerTM
  7. 次期勘定系システム構築サービス

 なお、本システム構築プロジェクトは、2003年12月から日本ユニシスとマイクロソフトが共同で展開している「金融機関向けの高度なミッションクリティカル・システムの構築に関する共同プロジェクト」において、最重要案件として位置づけられており、Microsoft Windows Server System環境において最高水準の安定性と 堅牢性を確保することができる専任プロジェクト体制を組み、開発中です。

 日本ユニシスは、今後、Microsoft Windows Server Systemによる銀行勘定系システム構築サービスの更なる展開を目指すとともに、銀行以外の金融機関や、金融機関以外の企業・団体のミッションクリティカル・システムにも、本システム構築サービスのノウハウを活用していきます。

以上


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