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Foresight in sight

ニュースリリース

2004年10月5日

福井コンピュータ、日本ユニシス・エクセリューションズ
建材データベースを共有
建築CAD向け建材データベースの標準化が加速

 建築・測量・土木のトータルCADメーカー、福井コンピュータ株式会社(本社:福井県福井市高木中央1-2501、代表取締役社長:小林 眞、以下 福井コンピュータ)と、エンジニアリングソリューション、各種ビジネスソリューションベンダーの日本ユニシス・エクセリューションズ(本社:東京都新宿区若松33-8、代表取締役社長:山本 敏郎、以下 日本ユニシス・エクセリューションズ)は、建築CAD向け建材データベースの標準化を目指し、10月から両社が提供する建材データベースを共有することで合意しました。
 建材データベースの提供は、両社とも自社ユーザー向けWEBサイトを使って行います。


大手住宅会社から工務店・設計事務所までをカバーする両社の建築CADラインナップ

 福井コンピュータでは、工務店・設計事務所をメインに3次元建築設計支援システム「ARCHITREND(アーキトレンド) 21」や、住宅営業支援システム「ARCHITREND(アーキトレンド) Virtual(バーチャル) House(ハウス)」の開発・販売を行っています。
 また、日本ユニシス・エクセリューションズは、大手住宅会社をメインに営業支援から実施設計、構造設計を一貫して行える3次元CADシステム「DigiD(デジド)」中核とするシステム開発・販売・サポートサービスを提供しています。
 このたび、両社が建材データベースの基本部を共通で作成することで、大手住宅会社から工務店・設計事務所までをカバーする業界横断的なデータ標準化が加速すると考えられます。


両社の建材データベース標準化への取り組み

 福井コンピュータと日本ユニシス・エクセリューションズの建築CADは、標準形式とする「XVL(エックスブイエル)ファイル」をベースに品番や仕様、寸法、単価など、実際に販売されている建材や住宅設備機器などの詳細情報を登録したデータベースを使用しています。
 両社が、建材データベースを共有し、WEBサイトを通じて提供することにより、

ユーザーは、必要なときに、最新の建材データを使用することができます。
建材データベースの標準化が進むCAD業界にとって、次代を見据えた新しい取り組みとなります。
福井コンピュータと日本ユニシス・エクセリューションズは、データ作成コストの大幅な削減を実現します。


共有データベースの内容

 共有建築データベースは、平成17年3月までに建材メーカー56社、17,000点以上の最新建材データを登録する予定です。

 また、両社は今後、さらに他のCADベンダー、あるいはデータコンテンツ作成会社とも協力し、3Dデータのファイル形式の標準化も含めた建材データベースの共有を進めていく予定です。

以上


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