2004年5月25日
日本ユニシスが厚生労働省職業安定局の「職業安定行政システム」ネットワークを構築
〜 パワードコムが提供する広域イーサネットサービス「Powered Ethernet」を採用し、
全国約700機関の情報伝達において広帯域回線で大幅なスピードアップを実現 〜
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:島田 精一、以下 日本ユニシス)は、厚生労働省職業安定局が導入した「職業安定行政システム」のネットワークを、株式会社パワードコム(本社:東京都港区、社長:白石 智、以下 パワードコム)が提供する広域イーサネットサービス「Powered Ethernet(注1)」により構築しました。日本ユニシスとパワードコムは今回のネットワーク構築に関して協業し、「職業安定行政システム」本格運用とあわせ、ネットワークサービスの提供を開始しました。
「職業安定行政システム」は、厚生労働省職業安定局が電子申請・届出および行政事務の効率化を実現するために、全国約700機関(職業安定局、各都道府県労働局職業安定部、公共職業安定所など)に導入した新規システムです。インターネットを活用してオンラインで国民・企業などの利用者から職業安定局への申請・届出を処理するシステムと、職員約15,000名向けにグループウェア(注2)環境を提供します。「職業安定行政システム」の構築および活用は利用者の利便性の向上と運営の簡素化、効率化、信頼性および透明性の向上を目的とした電子政府構築の取り組みの一環です。
本ネットワークの提案にあたっては、日本ユニシスが厚生労働省職業安定局に対し、日本全国に展開する拠点間を高速・広帯域で接続できる信頼度の高いネットワークサービスとしてパワードコムの「Powered Ethernet」を提案しました。また構築にあたっては、日本ユニシスがネットワークのトータルコーディネートを行い、センター拠点のアクセス回線およびネットワーク機器の冗長化(二重化)など信頼性の高いネットワークデザインを担当し、パワードコムが全国展開するネットワーク提供を担当しています。
今後、日本ユニシスとパワードコムは、今回の全国約700機関の接続という大規模ネットワーク構築経験を活かし、電子政府構築に向けた官公庁への更なる提案の継続、また民間企業に対してもお客様のニーズにあわせた最適なネットワークの構築に積極的に取り組んでいきます。
(注1):Powered Ethernet | |
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電力系通信事業者として自社で光ファイバー網を保有するパワードコムの広域イーサネットサービスで、現在国内でトップシェアのサービス。 |
(注2):グループウェアサービス | |
電子メール、電子掲示板、スケジュール管理、文書管理、などネットワークを利用して、コミュニケーションと情報共有を円滑にし、効率的な業務を可能にするサービス。 |
* | 記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。 |
* | 関連URL: 「株式会社パワードコム」 http://www.poweredcom.net/ 「厚生労働省職業安定局」 http://www.mhlw.go.jp/ |
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※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。 |
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