JP/EN

 

Foresight in sight

ニュースリリース

2004年2月9日

日本ユニシス・ソフトウェアは
日本ユニシス・ソフトウェアのCTIとオニックスのCRMを連携した
中小規模向けIPコンタクトセンターソリューションを提供開始

〜 マルチチャネルIPコンタクトセンターを低コストで構築可能 〜

 日本ユニシス・ソフトウェア株式会社(東京都江東区、代表取締役社長 藤田康範、以下日本ユニシス・ソフトウェア)は、中小規模向けIPコンタクトセンターソリューションを2月16日から提供を開始します。
 提供を開始する、「中小規模向けIPコンタクトセンターソリューション」はCRMソフトベンダーのオニックス・ソフトウェア株式会社(東京都港区、代表取締役社長 ブレント・フライ、以下オニックス)のCRM製品「Onyx Enterprise CRM」と連携させた日本ユニシス・ソフトウェアの「HarmonyWorks IPAXES (ハーモニーワークス アイピーアクセス)」です。

 「HarmonyWorks IPAXES」は、フルIPマルチチャネルCTI(Computer Telephony Integration)であり、従来の交換機システム・ラインナップに加えてCiscoIPテレフォニー・システムに対応し、コンタクトセンターすべてのIP化を可能にしました。フロントシステムとして多数のコールセンターに導入実績のある「Onyx Enterprise CRM」と連携させることで、従来よりも低コストで容易に本格的な分散型マルチチャネル・コンタクトセンターを構築することが可能です。

 「HarmonyWorks IPAXES」は、現行の電話受付を拡張しCRMを活用した顧客サービスを提供したいと考える企業や、人件費や不動産価格の安い地域にコンタクトセンターを展開したいがPBXでは投資コストがかかりすぎると考える企業などに最適です。

 
「HarmonyWorks IPAXES」の主な機能は以下のとおりです。
  • マルチチャネルACD(Automatic Call Distribution)制御機能
    • 各チャネル(インターネット、電子メール・ファクシミリ、電話)経由の問合せを適切な空きオペレータに割り当て
    • 即時対応が必要な電話系と計画的対応が可能な電子メールなどのACDを制御
  • エージェント支援機能
    • 複数チャネルからのコンタクトを適切なエージェントへの割振り
    • エージェントの状態(退席、処理中、受付可能など)変更
    • ソフトフォンからの積滞呼数の把握、会話の簡易聞き起こし
  • 管理者支援機能
    • 接触時間と待ち時間をリアルタイム表示
    • エージェントの割り振り方法やスキルの動的変更
    • 遠隔エージェントのステータスを強制変更
    • 日次・月次など期間指定レポートの生成、インターネットによる画面表示、CSV出力
  • 統計機能
    • 全チャネルを統合した統計情報の取得、リアルタイムの待ちキュー表示
    • IPテレフォニー・システムからの統計データ取得・統合
「HarmonyWorks IPAXES」の主な特徴は以下のとおりです。
  • あらかじめ機能豊富なCRMパッケージとCTIが連携されているため、短期間でコンタクトセンターが構築可能
  • 統合型CRMシステムを活用し、将来的な多部門展開・機能拡張(顧客の対応履歴の共有、各種情報のシステム連携、個々の顧客への高度なダイレクトマーケティングなど)が可能
  • インターネット、電子メール、ファクシミリ、電話など多チャネルの統合、他システムとの連携でより効率的なコンタクトセンター運営が可
  • 制御システムのセンター集中により、サテライトを電話とパソコンだけで構築可能、また、センター分散を低投資で実現
  • 安価な運用ができる050ではじまるインターネット電話に対応
  • 電話機の増減、チャネル登録・変更にもシステム運用者が対応可能
  • マルチチャネル(インターネット、電子メール、ファクシミリ、電話)対応により、お客様応対窓口を一元化

 「HarmonyWorks IPAXES」の価格は490万円から。販売目標は3年で20セットです。
 日本ユニシス・ソフトウェアは直接販売を行うほか、インテグレータ数社を通じて販売します。




[Back]