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Foresight in sight

ニュースリリース

2003年12月17日

ユニアデックスと日立が
日立のギガビットルータ「GR2000シリーズ」の販売・保守サービスで協業

 ユニアデックス株式会社(社長:福永努、以下 ユニアデックス)と株式会社 日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:古川一夫、以下 日立)は、このたび、ユニアデックスが展開するネットワークソリューション事業において、日立のギガビットルータ「GR2000シリーズ」の販売から保守サービスの提供までを行うことで基本合意しました。

 ユニアデックスはこれまで、ネットワークソリューション事業において、マルチベンダーに対応するという基本方針の下、有力ベンダーの各種ルータを取り扱ってきました。今回、高い性能と信頼性を備えた「GR2000シリーズ」も取り扱うことで、さらに品揃えを強化します。これにより、ユニアデックスは「GR2000シリーズ」を組み入れたネットワークに関するコンサルテーションからシステム構築、運用、保守サービスまでのすべてを全国的に提供し、一般企業から官公庁・大学・研究機関に向けたIPテレフォニーや無線LANなどを中心とするネットワークソリューション事業の優位性を確保していきます。

 日立は「GR2000シリーズ」を、1999年から販売し、国内やアジア、欧州などの通信事業者や企業で採用されています。2000年からは「GR2000シリーズ」全モデルでIPv6をサポートしており、ミッションクリティカルな企業ビジネスを支えるギャランティ型(*1)ネットワーク構築を実現するソリューションを展開しています。さらに、2003年には中国において信息産業部の製品認定テストにIPv6ルータとして世界で初めて合格しています。日立は、今回のユニアデックスとの基本合意により、新規ユーザーの開拓を図っていきます。

 今回の基本合意を受け、両社は今後、「GR2000シリーズ」の顧客セミナーの共同開催といったマーケティング・プロモーション活動を検討するとともに、ブロードバンドサービスやIPテレフォニ−分野において、IPv6技術を核としたソリューションサービスの提供についても検討していきます。

 
(*1)
ギャランティ型 :サービスの品質(QoS : Quality of Service)が保証されている通信ネットワーク。現在はベストエフォート型が主流。

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