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Foresight in sight

ニュースリリース

2003年12月2日

シー・エス・イー、ユニアデックス
高セキュア認証サーバ「SECUREMATRIX® アプライアンスサーバ」販売開始

〜 ワンタイムパスワード環境をオールインワンで実現 〜

 株式会社シー・エス・イー(以下シー・エス・イー、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:関 好行)は、企業内ネットワークに接続するだけで安全かつ、しかも短期間に高セキュアのワンタイムパスワード認証(*1)環境が構築できる「SECUREMATRIXアプライアンスサーバ」を12月1日より販売開始します。

 「SECUREMATRIXアプライアンスサーバ」は高セキュア認証ツールである「SECUREMATRIX(セキュアマトリクス)」をあらかじめ組み込んだサーバであり、ユーザーにとっては導入しやすく、短期間で高セキュアな環境に移行することができます。また、ハードウェア/ソフトウェアを一本化した窓口で対応し、ユーザーが安心できるシステム環境を提供できます。

 今回発売する製品は、大規模システム向けの「SMX-AP200」と、中小規模システム向け「SMX-AP100」の2機種です。ハードウェアは株式会社テンアートニ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:喜多 伸夫)のハードウェアブランドである「ノーザンライツ」サーバ製品をベースに、「SECUREMATRIX」を一体化するにあたって専用設計しています。
  また、保守については、全国200ヵ所以上のサービス拠点を持つユニアデックス株式会社(本社:東京都江東区豊洲、代表取締役社長:福永 努)が万全な体制のもとでサポートを提供します。

 シー・エス・イーとしては、「SECUREMATRIX」の本格的な販売を2003年2月から実施しておりますが、今回、初の汎用製品といえる「SECUREMATRIXアプライアンスサーバ」を共同開発し、販売ならびに保守を全国展開していくことで、認証ビジネスの一層の拡大を図っていきます。同製品の販売は、今後1年間に300台を見込んでいます。


■「SECUREMATRIX(セキュアマトリクス)」について
シー・エス・イーが開発した「SECUREMATRIX(セキュアマトリクス)」は、高セキュアのワンタイムパスワード認証方式を採用した認証ツールで、自分が覚えやすいイメージ(形)でパスワードを登録するシンプルかつ革新的なツールです。パスワード登録時に64個のランダムな数列(マトリクス表)を持ったブラウザが表示され、ユーザーは、好きな形に沿った数字の流れで登録するだけです。例えばアルファベットの「V」という形で覚えようとすれば、斜め右下がりの数字の流れと、斜め右上がりの数字の流れで登録します。ユーザー側にはブラウザ以外の一切のモジュール(トークンやICカード等)を必要としないため、扱う手間や買い替えの手間といった管理業務とコストを大幅に削減できます。また、PCや携帯電話、PDA等の端末を選ばない本人認証を提供します。
URL: http://www.cseltd.co.jp/security/smx/index.htm
■マトリクス認証方式
  マトリクス認証には、株式会社セキュアプロバイダのPassLogic方式(米国特許取得済/国内特許出願済)を採用しています。
PassLogic方式:64個の文字が表示されるパスワード画面で、利用者があらかじめ決められた法則で文字を抜き出し、変換してパスワードとする方式。
 
(*1)ワンタイムパスワード認証方式
ネットワーク上でログイン情報が盗聴される危険性を回避するために、2回以上同じパスワード情報を流さないよう、使い捨てのパスワードを利用する方式。
   

【注】2015年6月24日現在、SECUREMATRIXは、他社特許技術を使うことなく、株式会社シー・エス・イーが取得した特許技術に基づき製造されております。