JP/EN

 

Foresight in sight

ニュースリリース

2003年11月19日

日本ユニシス
最新32ビットインテル® Xeon™ プロセッサ搭載「ES7000/500」シリーズ
最大32CPUモデル「ES7000/550」を販売開始

〜 PCIブレード・アプライアンスとVMware™ GSX Server™により、最適なサーバ統合環境を実現 〜

 日本ユニシス株式会社(社長=島田精一 東京都江東区豊洲1-1-1)は、「Unisys Enterprise Server ES7000(以下、ES7000)」の新機種として、最新32ビットプロセッサ「インテル® Xeon™プロセッサMP 2.8GHz/2.0GHz」を搭載した「ES7000/550」を、本日11月19日から販売開始します。

 「ES7000/550」は、Windows®サーバ市場をリードする“Microsoft® Windows® 2000 Datacenter Server/ Microsoft® Windows Server™ 2003 Datacenter Editionの機能を最大限利用できるフラッグシップサーバ”として、本年7月に販売開始した「ES7000/500」シリーズの最上位機種に位置付けられ、最大32プロセッサ/8パーティションを構成できるモデルです。
最新32ビットプロセッサとWindows Server™ 2003により、「ES7000」の特徴であるメインフレームクラスの処理性能、信頼性、可用性、拡張性をさらに向上させました。

「ES7000/550」の特徴は次の通りです。
  1. 「ES7000/550」は、最新32ビットプロセッサの搭載により性能を向上。
    インテル® Xeon™プロセッサMP 2.8GHz(2MB L3キャッシュ)、2.0GHz(1MB L3キャッシュ)を、最大32プロセッサ搭載可能。
    同シリーズは、ユーザニーズに柔軟に対応するため、搭載するプロセッサ、メモリ、パーティション数により、標準構成 5モデルから選択可能。(関連資料:「ES7000/550」仕様諸元参照)
  2. 高速なクロスバースイッチにより、搭載プロセッサのポテンシャルを最大限に引き出します。またパーティショニング機能により、最大8パーティションにまでシステム分割でき、パーティションごとに独立したオペレーティング・システムを並行稼働させ、適時システム構成を柔軟に変更することも可能。
  3. 「ES7000/550」の単一キャビネット内にWeb層/アプリケーション層/データベース層を構築することができる最適なサーバ統合環境を「ES7000/550」のPCIスロットに最大42個搭載可能なブレード・サーバであるPCIブレード・アプライアンス *注1をオプションで提供予定。
    更に仮想環境を実現するVMware™ GSX Server™ *注2により、各パーティション上の複数の仮想環境を利用して、多種多様なサーバ統合環境を構築することが可能。
  4. 独自のサーバ管理ソフトウェアである「サーバ ナビゲーション・ツール」を標準装備。
    同ツールにより、ハードウェア・プラットホームおよびオペレーティング・シテムを集中管理することにより、管理者の負荷が大幅に軽減され、「ES7000」システムの全体的な性能、復旧能力が向上します。

 価格は、「ES7000/550」で7,344万円からです。
 日本ユニシスは、本年11月下旬から出荷を予定しています。


 
注1:PCIブレード・アプライアンス
PCIブレード・アプライアンスは、PCIボード上にサーバ機能を凝縮した1ボード・サーバです。IISサーバ、DNSサーバおよびアプリケーション・サーバの機能に特化した3種類を提供予定です。
注2:VMware™ GSX Server™
  VMware GSX Serverは、1台のサーバ内に複数の仮想サーバ環境を構築し、オペレーテイングシステムやアプリケーションは、それぞれの仮想サーバ内に独立して動作し、この仮想サーバ環境は、他の環境に影響を与えることが無いため、高い信頼性と安全性のもと稼働させることができます。