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Foresight in sight

ニュースリリース

2003年10月21日

広島ソフト・エンジニアリング
Microsoft® .NET対応のナレッジ共有Webアプリケーション構築ツール

〜「Knowledge Web Board 2003」を開発・発売開始 〜

 日本ユニシスグループの広島ソフト・エンジニアリング株式会社(社長=高畑 和夫 広島県広島市中区大手町2-9-1、以下広島ソフト・エンジニアリング)は、「Microsoft® .NET(マイクロソフト ドットネット)」に対応したナレッジ共有型Webアプリケーション構築ツール「Knowledge Web Board」の機能強化版「Knowledge Web Board 2003」を、本日より販売を開始しました。

 広島ソフト・エンジニアリングでは、1999年よりマイクロソフト社のASP技術をベースとしたWebアプリケーションの開発を行ってきました。さらに2002年からはMicrosoft.NET Framework(注1)、ASP .NET(注2)といった最新技術を利用したWebアプリケーションの開発を行っています。

 「Knowledge Web Board 」は、Microsoft .NET Frameworkにいち早く対応した商品であり、企業内の情報・ノウハウを管理・共有し、システムを生成するWebアプリケーション生成ソフトウェアです。ウィザードの流れに従ってシステムの要件を入力することでWebアプリケーションを生成するため、短期間で利用者のニーズに合ったナレッジ共有システムの構築を実現することができます。

 2002年9月の提供開始以来、日本ユニシス株式会社(社長=島田精一 東京都江東区豊洲1-1-1)の社内情報共有システムをはじめとし、様々な業種のユーザに、以下のようなナレッジ共有システム、CRMなどの分野において幅広く利用されています。

●営業ノウハウの共有化による営業力向上
−提案資料、商品関連資料、開発ドキュメントを共有・活用
●顧客との連携強化による顧客満足度の向上(CRM)
  −お問合せ情報、クレーム情報の共有・活用
●迅速な情報共有による製品サポート業務の品質向上
  −調査依頼/回答、障害報告/回答を、顧客とサービス提供者で共有

 さらに「Knowledge Web Board 2003」では、これらの導入・適用実績を踏まえ、以下の機能強化を実施しました。

●簡易ワークフロー機能による情報公開機能の強化
−データ公開の可否をコントロールすることにより、質のよいナレッジを蓄積
−承認ルートの定義は、ウィザードにより実施可能
−承認者や申請者への通知メールや依頼メールは、ウィザードで設定可能
●メール送信機能による情報公開・通達の実現
  −情報公開・情報変更・情報削除などのタイミングに応じて、通知メールを送信し、ナレッジ共有システムの利用率を改善
●登録機能・検索機能の強化
  −「Knowledge Web Board」をご活用いただいているユーザの声を反映し、より便利に機能改良を実施

 今後、広島ソフト・エンジニアリングは、3年間で本製品の販売と適用開発により3億円の売上を目標としています。

 
注1):Microsoft .NET Framework
次世代インターネット戦略「Microsoft .NET」において、ソフトウェアを開発・実行するための環境として提供されるものです。Microsoft .NET Frameworkでは、特定の言語に依存せず、メモリ管理やセキュリティ管理などの基本的な処理を提供するCLR(Common Language Runtime)と呼ばれる仕組みを利用してアプリケーションが実行されます。
注2):ASP .NET
  Microsoft .NET FrameworkでのWebアプリケーション開発フレームワーク。プレゼンテーション部分とビジネスロジックが分離されているため開発効率や保守性に優れています。