2003年10月6日
翼システム、日本ユニシス
日本ユニシス「ES7000」上で翼システムの「帳票iソリューション」の稼働を検証、
今後共同でマーケティングを展開していくことで合意
〜 基幹系オープンシステムにおけるハイエンドな帳票出力環境を実現 〜
翼システム株式会社(社長:尾上正志 情報企画事業部:東京都渋谷区渋谷2-15-1 以下、翼システム)と日本ユニシス株式会社(社長:島田精一 本社:東京都江東区豊洲 1-1-1 以下、日本ユニシス)は、このたび、Microsoft® Windows® 2000 Datacenter Serverを搭載した日本ユニシスの大規模Windows® サーバ「Unisys Enterprise Server ES7000(以下、ES7000)」上で、翼システムの「帳票iソリューション」の稼働検証をおこないました。
両社は今後、本検証結果をふまえ、継続して「ES7000」と「帳票iソリューション」の組み合わせによる性能検証を実施するとともに、基幹系システムのオープン化市場に対し共同でマーケティングを展開していくことで合意しました。
昨今、多くの企業がコスト低減を目指し基幹系システムのダウンサイジングを進める中、重要な検討課題のひとつとして、帳票系ソリューションの移行があります。しかし、基幹系オープンシステムにおけるハイエンドな帳票印刷環境の実装モデルは未だ存在していない、という問題がありました。
翼システムの「帳票iソリューション」は、基幹システムにおけるTCO削減、全社システム最適化のための短期帳票開発を実現する、包括的な統合帳票ソリューションです。導入企業11,000社、Web環境でのサーバライセンス8,900サーバを数える帳票設計ツール「Super Visual Formade(スーパー・ビジュアル・フォーメイド)」をコアに、ソフトウエア部品の組み合わせ、Webシステムから基幹系帳票処理の分野まで、オープンかつ一気通貫な運用が可能な帳票出力環境を実現します。
また日本ユニシスの「ES7000」は、Microsoft® Windows® 2000 Datacenter Serverを搭載し、最大32CPU構成まで可能な高信頼/高可用性を保持するIAサーバです。2000年3月の発表以来200台を越える導入実績があり、現在、三井住友銀行、コニカミノルタ、三共など多くの大規模ミッションクリティカルシステムで稼働しています。
これらの実績に加え「ES7000」は、サポートサービスについても汎用機と同等レベルの24時間365日、全国をサポートできる体制を整えています。
翼システムと日本ユニシスは、帳票分野で多くの導入実績とノウハウを持つ翼システム「帳票iソリューション」と、基幹系システムのオープン化に多くの実績を有する日本ユニシス「ES7000」を組み合わせてユーザに提供することにより、これまで必要とされながら実装モデルが存在しなかった、基幹系オープンシステムにおけるハイエンドな帳票出力環境を実現します。
今回両社が「ES7000」上でおこなった「帳票iソリューション」の稼働検証の概要は以下のとおりです。
[検証目的] | |
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[検証環境] | |
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[主な稼働検証項目] | |
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[稼働確認の結果] | |
今回の稼働検証を通して、マルチプロセッサを有効に使用して正常稼働する事を確認しました。 |
さらに本年11月には「Microsoft® Window ServerTM 2003, Datacenter Edition 」を搭載した「ES7000」上で、「帳票iソリューション」の性能検証をおこなう予定です。
また、両社が予定している共同マーケティング活動は以下のとおりです。
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今後、翼システムと日本ユニシスは協業し、基幹系システムのダウンサイジングや再構築を検討するユーザに対し、翼システム「帳票iソリューション」と日本ユニシス「ES7000」を、大量印刷業務の効率化やコスト低減を実現する最適な組み合わせとして提案していきます。
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※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。 |
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