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Foresight in sight

ニュースリリース

2003年9月30日

日本ユニシス
SAP® 関連ビジネスに本格参入、事業強化

〜 150名の専任体制を確立し、事業規模倍増を目指す 〜

 日本ユニシス株式会社(社長=島田精一 東京都江東区豊洲1-1-1、以下日本ユニシス)は、統合基幹業務ソフトウェア(ERP)分野で急成長を続けるSAPジャパン株式会社(社長=藤井清孝氏 東京都千代田区大手町、以下SAPジャパン)が提供するSAPソリューション関連ビジネスにおいて、従来の体制を抜本的に改革しSAPビジネスへの本格参入体制を構築します。10月1日からSAPビジネスの専任組織として「SAPビジネス統括部」を新設し、150名体制で活動を開始します。

 日本ユニシスでは、SAPジャパンとテクノロジー・パートナー契約、サービスパートナー契約を締結しており、これまで以下のSAP関連ビジネスに順次参入してきました。

  1. プラットフォーム構築/BASISコンサルティングサービス
  2. システムインテグレーション・アプリケーション構築サービス
  3. 周辺システムとの連携ソリューション提供
  4. アウトソーシングサービス
  5. 各種コンサルティングサービス

 これらの活動結果として、大規模Windows® サーバ「Unisys Enterprise Server ES7000」を中心としたプラットフォーム構築並びにシステムインテグレーション(SI)に関して多数のユーザのシステム構築を手掛け、着実にノウハウを積み重ねてきました。

 今回、日本ユニシスでは社内各担当部署に分散していたSAPビジネス関連要員を集約、新たに発足する「SAPビジネス統括部」を中心に機能統合を図り、各部門のノウハウ、リソースなどの共有、有効活用を推進します。今後、組織体制面での強化を図ると共に、従来から当社が得意としている業務分野、顧客業種に集中的に資源を投入し、ソリューションサービスの提供を推進していきます。具体的な戦略は以下の通りです。

  • 購買/調達業務を中心としたSRM分野で、本年10月に電子調達ソリューション導入テンプレートして提供開始する「ExtraBuilder® for SRM」の拡販。
  • すでに多数のユーザを持つCRM分野で、長年の実績とノウハウを基に、業界第一位のシェアを持つmy SAP® CRMソリューションの提供と、各種サービスの提供。
  • 当社が数多くのシステム構築実績を持つ業種で、その業種ノウハウをベースにユーザにとって価値のあるサービスを提供。

 今後、日本ユニシスでは、これらの戦略を基軸にSAPジャパンとのさらなる協調と協業を推進し、ビジネス連携強化を図っていきます。日本ユニシスでは、SAPビジネスへの本格参入、事業強化によりビジネス規模として3年間で200億円の売上を目指しています。

 なお、本発表に際し、SAPジャパン株式会社より、以下のコメントをいただいております。

 
SAPジャパンは、このたびの日本ユニシス様のSAPビジネス本格参入のための新組織設立を歓迎いたします。日経コンピュータの顧客満足度調査などで、常に高い評価を得られている日本ユニシス様がSAPビジネス分野において、さらなる体制強化を図っていただくことは、私どもSAPジャパンにとって誠に心強く思います。SAPのソリューションに対し、日本ユニシス様のSIerとしての豊富な実績、サービスの提供能力を、これまで以上に活かしていただけることを期待しています。 SAPジャパンは、ビジネスプロセスの標準化や効率化を通じて、日本企業の情報化推進、国際競争力強化、企業価値向上のため引き続き貢献して参ります。
SAPジャパン株式会社  代表取締役社長 藤井 清孝
SAPについて
SAPは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーです。SAPは、e-ビジネスプラットフォームであるmySAP® Business Suiteを通じて、統合基幹業務ソフト (ERP) をはじめ、サプライチェーン・マネジメント (SCM) 、顧客関係管理 (CRM) 、取引先関係管理(SRM)、製品ライフサイクル管理 (PLM) などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。SAPの23業種におよぶソリューション・ポートフォリオは、航空宇宙産業から公益産業まで、さまざまな業種にわたる独自のコアプロセスを効果的にサポートします。SAPのソフトウェアは、すでに世界120を超える国の20,000以上の企業、64,500サイト以上で利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。SAPは世界の50ヵ国以上に現地法人を持ち、またフランクフルト証券取引市場やニューヨーク証券取引市場を含む幾つかの取引市場で「SAP」として上場しております。
SAPジャパンについて
  SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト (ERP) をはじめ、サプライヤ・リレーションシップ・マネージメント (SRM) やサプライチェーン・マネジメント (SCM) 、カスタマーリレーションズ管理 (CRM) 、企業向けポータル (Enterprise Portal) 、製品ライフサイクル管理 (PLM) などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。すでに世界では120カ国、20,000以上の企業で1,200万人以上のユーザに利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに1,100社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力及び企業価値の向上に貢献しています。



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