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Foresight in sight

ニュースリリース

2003年9月18日

日本ユニシス
「ITコンサルティングサービスLUCINA®」の新コンセプトを発表

〜 企業のエンタープライズケイパビリティを確立し、経営課題を解決 〜

 日本ユニシス株式会社(社長=島田精一、東京都江東区豊洲1-1-1、以下、日本ユニシス)は、昨年11月に発表した「ITコンサルティングサービスLUCINA®(ルキナ)」について、この度、エンタープライズアーキテクチャ注1) とITガバナンス注2) の考え方を取り入れた新しいコンセプトを

— 企業が目指すITの将来像を
         エンタープライズアーキテクチャのもとに可視化し、ITガバナンスを強化 —

と定義しました。

 「ITコンサルティングサービスLUCINA」のターゲットは、企業統合 / グループ経営の強化 / 情報子会社の再編などITガバナンスが変化している企業と、CRM、ERP、SCM導入の一巡などIT環境が変化している企業です。

 「ITコンサルティングサービス LUCINA」は、あらゆる業種・業界に共通した以下のコンサルティングメニューを用意しています。

◆IT計画策定
◆IT人材育成計画
◆ITインフラ戦略策定
◆webサービスコンサルティング
◆EIPコンサルティング

 加えて、官公庁、自治体向けに以下のコンサルティングメニューを用意しました。

◆電子政府構想 Fit&Gap アセスメント
◆業務・システム最適化計画(EA)策定支援
◆省庁内情報共有化推進支援
◆BPR推進支援
◆レガシーシステム刷新・最適化支援
◆EPR作成支援
◆システム監査
◆IT投資管理フレームワーク構築支援
◆プロジェクトマネジメント支援

 今後、他の業種・業界についても、必要に応じ特化したコンサルティングメニューの展開を図っていく予定です。

 企業が経営ビジョンを実現するためには、常に競争優位性を持ち続けることが必要であり、競争優位性の源泉が重要とされています。日本ユニシスは、エンタープライズケイパビリティ注3) が競争優位性の源泉であると定義しました。そして、強固なエンタープライズケイパビリティを確立するためには、コーポレートガバナンスとITガバナンスをバランスよく強化することが必要と考えます。

 日本ユニシスは、「ITコンサルティングサービス LUCINA」と、既存の2つのコンサルティングサービス(ビジネスコンサルティングサービス/ビジネスイノベーションサービス)との連携により、企業のITガバナンス/コーポレートガバナンスの強化と、それによって確立されるエンタープライズケイパビリティ上での競争優位性強化を目指します。つまり、

1. 「ITコンサルティングサービス LUCINA」により、ITガバナンスを強化
2. 「ビジネスコンサルティングサービス」により、コーポレートガバナンスを強化
3. 「ビジネスイノベーションサービス」により、競争優位性の創出、強化

を図り、ユーザ企業の経営課題解決に役立てます。

 日本ユニシスは、従来からユーザ企業に高い評価を受けている「逃げない営業・SE部隊」、「必ずシステムを動かす信頼できる開発力」の強みに加え、「ITコンサルティングサービスLUCINA」でCIO向け提案力を強化することにより、「Re-Enterprising2003」で掲げる"顧客価値創造企業"の実現をさらに推進していきます。


注1) エンタープライズアーキテクチャ
情報システムの現状と問題点を明らかにした上で、理想形に着実に近づくための手法を体系化したもの。
注2) ITガバナンス
組織体・共同体が、ITを導入・活用するにあたり、目的と戦略や適切に設定し、その効果やリスクを測定・評価して、理想とするIT活用を実現するメカニズムをその組織の中に確立すること。
注3) エンタープライズケイパビリティ
経営資源を事業戦略に結びつける方策、およびその方策を絶えず見直し活性化する能力。


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