2003年7月29日
日本ユニシス、次世代eラーニング統合ソリューション
「RENANDI レナンディ」サービス開始
〜 産官学連携の研究開発成果と正規授業での運用実績を踏まえた充実の内容 〜
日本ユニシス株式会社(社長=島田精一 東京都江東区豊洲1-1-1、以下 日本ユニシス)は、「次世代eラーニング統合ソリューション−RENANDI レナンディ」の提供を開始します。「RENANDIレナンディ」は、産官学連携による統合eラーニングシステムの研究開発成果と国内外10数校の大学、大学院における正規授業で利用者累計1万人を超える大規模運用の実績やノウハウをもとに、教育、研究、地域貢献といった顧客ニーズに合わせ、企画やコーディネートサービス、システム構築まで総合的に支援する次世代eラーニング統合ソリューションです。「RENANDIレナンディ」は、明日7月30日(水)から8月1日(金)まで東京ビッグサイトで開催されるアジア最大規模のeラーニング総合展示会「e-Learning World 2003」および7月31日(木)から8月1日(金)まで赤坂プリンスホテルで開催される「電子政府戦略会議」でも展示発表します。
インターネットの普及に伴い、WBT(Web Based Training)、VOD(Video On Demand)を利用した自己学習やテレビ会議システムを利用した遠隔授業など、多方面でeラーニングが適用されるようになりました。また、社会環境の変化が激しい中、これからの知識社会を担う人材育成は早急な課題であり、政府の重点施策に取り上げられています。その市場規模は、「eラーニング白書2002〜2003年度版」によると4200億円とも言われ、今後、普及期から発展期を迎えることが予想されます。
日本ユニシスは、1998年から継続的に産官学連携で次世代のキャンパスモデルの研究開発に取り組んできました。2000年以降は、日本ユニシスeラーニング統合ソリューションが国内外の大学や大学院で採用され、実際に様々な学部の授業で活用されました。その多様な学習形態での使用を通じ、実際の利用者の声を反映し行った数回のバージョンアップを経て完成したのが今回の「RENANDIレナンディ」です。
「RENANDIレナンディ」の特徴は下記の通りです。
◆ | 情報化戦略立案からキャンパス特有の企画、コーディネートサービス、システム構築までトータルサービスが提供可能。 |
◆ | プラットフォームは、世界標準SCORM注1)に準拠。また、協調仕様はISO/IEC JTC1 SC36注2)へ協調学習分野の日本提案として提出し、2003年3月CD(Committee Draft)に採択。 |
◆ | 平成14年度 経済産業省および情報処理振興事業協会のAEN(Asia E-learning Network)構想プロジェクトで国際間の実証実験に成功し、海外の大学との遠隔学習にも対応可能。 |
◆ | インターネットに接続できる環境なら、時間も場所も選ばず24時間アクセス可能。 |
今後は、高等教育機関や生涯学習・人材育成・雇用促進といった地域サービスを考える自治体などを中心に「RENANDIレナンディ」を展開し、3年間で30億円の売上を目指します。
日本ユニシスでは、今後もeラーニングにおける豊富な経験と先端技術を活かし、顧客ニーズに合ったサービスを提供していきます。
注1) | SCORM: |
ADL(Advanced Distributed Learning)が策定した、学習管理システムと学習コンテンツの相互運用性を高めるための国際的な標準仕様。 | |
注2) | ISO/IEC JTC1 SC36: |
国際標準化機構(ISO)に設置された「Information Technology for Learning, Education and Training:学習・教育・研修のための情報技術」の標準化委員会。 |
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● | 「RENANDIレナンディ」は、北欧神話に出てくる河の名前に由来して絶え間なく成長し続けるサービスを意図し、知識が河のように流れ、組織の活性化を支えるよう願いがこめられています。 |
* | RENANDIは、日本ユニシス株式会社の商標です。 |
* | その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。 |
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※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。 |
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