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Foresight in sight

ニュースリリース

2003年7月14日

日本ユニシス、日本ユニシス・エクセリューションズ
シックハウス対策のための建築基準法改正に対応した
3次元住宅設計システム「DigiD® Ver.5.1.2」販売開始

 日本ユニシス株式会社(社長=島田精一、東京都江東区豊洲1-1-1)と、日本ユニシス・エクセリューションズ株式会社(社長=山本敏郎、東京都新宿区若松町33-8)は、7月15日から3次元住宅設計システム「DigiD®(デジド)」の建築基準法改正(シックハウス対策)に対応した新バージョン「DigiD Ver.5.1.2」の販売を開始します。

 「DigiD」は、大手住宅メーカーを中心に1万シート以上の稼働実績がある住宅CADソフトウェアです。折衝段階のビジュアルなプレゼンテーションから実施設計まで、一貫したソリューションにて進めていくことができます。

 今回販売を開始する「DigiD Ver.5.1.2」の特徴は、以下のとおりです。

1. 改正建築基準法に対応
2003年7月1日に施行された改正建築基準法「シックハウス対策に係る技術的基準」に準拠しました。
・「居室への換気設備の設置義務」に対応し、建築物別概要、換気図(参考資料1および2)が出力可能になりました。
・「内装仕上げの制限」に対応し、使用建築材料を確認できるよう使用建築材料表が出力可能になりました。
また今回、建築基準法の改正にともなう住宅性能表示制度改正にも準拠し、確認申請添付図書(参考資料3)として居室の面積や使用部資材の表示できるようにしました。

2. 住宅品質確保促進法 第3版改訂に対応
2002年9月発行の住宅品質確保促進法「木造住宅のための構造の安定に関する基準解説書-第3版」に準拠しました。図面表現、計算方法など全11項目*注1に対応しました。

3. XVL®ビューワー*注2の機能改善
画面内照明の明るさの調節、「再表示」時における視点の保持などが可能になりました。

 「DigiD Ver.5.1.2」の販売価格は100万円からです。日本ユニシス・エクセリューションズは、今年度1,000シート、10億円の販売を目指します。
 なお当社は、7月から8月にかけ本製品に関するユーザ向けセミナーを全国8箇所で開催します。*注3


*注1: 壁仕様表、床屋根仕様表、接合部仕様表、水平構面図、準耐力壁倍率表、令46条の壁量計算、性能表示の壁量計算、耐力壁線判定表、床倍率梁接合部判定表、火打ち構面判定表、柱接合部判定表、の計11項目。

*注2: インターネットブラウザ上でXVLコンテンツを表示するためのプラグインビューワ。ラティス・テクノロジー株式会社より無償配布されているものもあるが、DigiDでは家モデルを閲覧に適したオリジナルのビューワを提供している。

*注3: 「住宅業界におけるIT活用事例セミナー」 http://digid.excel.co.jp/seminar/index.shtml




日本ユニシス・エクセリューションズ株式会社
  設立:1984年11月1日
日本ユニシス・エクセリューションズ株式会社は、日本ユニシスグループの一員として、顧客本位を合言葉に顧客価値の向上に貢献し、日本のモノ作りの発展に寄与することを目指して活動しています。
具体的には、統合CAD/CAMシステム「CADCEUS(キャドシアス)」、新・住宅設計システム「DigiD(デジド)」など、メカニカル・住宅市場などに対し、先進的3D Digital技術を中核としたKnowledge & Collaboration Solutionとサービスを提供しています。


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