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Foresight in sight

ニュースリリース

2003年4月23日

ユニアデックス
IT資産管理ツール『ADMi-21 Lite』を業界最低価格で販売開始

〜 管理対象PC 3,000台までの中堅規模企業ニーズに対応 〜

 ユニアデックス株式会社(本社:江東区豊洲1-1-1、代表取締役社長:竹内新)は、企業内におけるPCなどのIT資産を管理するツールとして、業界最低価格の『ADMi-21 Lite』(アドミ-21 ライト)を、4月24日から販売開始します。

 新発売の『ADMi-21 Lite』は、従来の「ADMi-21」の低価格普及版として位置づけられるもので、2台のサーバーで処理していた管理機能とインベントリー(*1)自動収集機能を1台のサーバーに統合し、導入を容易にするとともに、機能も一部絞り込むことにより、管理対象PC3,000台で600万円(税別)と、この規模としては業界最低価格を実現しました。

 近年、ウィルス感染や不正アクセスによる機密情報の漏洩やシステム障害、さらにはソフトウェアライセンスの不正使用による損害賠償など、企業の社会的信用が瞬時に失われる不祥事が相次いでおり、各企業ではITガバナンス(統治)の観点に立った情報システム管理に注力しはじめています。
 ユニアデックスでは、こうしたITガバナンス確立を支援する、構築/運用管理/保守の各サービスを提供する中、IT資産管理のためのパッケージソリューションとして「ADMi-21」を販売してきました。

 「ADMi-21」は、企業内に存在するPCハード/ソフト、Fax、コピー機などの導入情報を一括管理し、IT資産の全体像をつかむ事ができます。インベントリー自動収集機能を中心にした製品が多い中、「ADMi-21」は、"収集した情報の活用"にも重点を置いており、強力な検索機能やアラーム機能、MS‐Excelへの任意形式での出力機能など、ユーザー独自の分析・活用が簡単に行えます。これにより、未使用機器の発見、リース期限切れ間近の機器の把握、さらには不正使用ソフトウェアの発見、PCのセキュリティ状況の把握などにもつなげることができ、企業の法的リスクの回避とコスト削減、戦略的IT投資の実現に向けたIT資産管理を可能にします。さらに、「ヘルプデスク支援」機能をもち、問い合わせ・回答の履歴管理やFAQのWeb公開などで、迅速な障害対応を可能にします。

 これに対して『ADMi-21 Lite』では、基本機能はそのままに、PCクライアント数の制限(3,000以下)やサーバーの統合などにより導入を容易にするとともに、低価格化を図りました。これにより、販社を通じた販売も活性化し、中堅規模企業での利用を促進していきます。

 『ADMi-21 Lite』の主な特徴は以下のとおりです。

《主な特徴》
1. 業界最低価格を実現
●低価格化のポイント
  従来、資産管理機能のコアとなる「ADMi-21サーバー」1台(Webサーバーと共用)と、インベントリー自動収集サーバー1台、そしてクライアントPCで構成するのに対し、『ADMi-21 Lite』では

・インベントリー自動収集機能をコアサーバーに統合し、導入を簡素化。
・サーバー統合に伴ってライセンス数を3,000以下と制限。
・対応Webブラウザをインターネットエクスプローラに限定。
 
2. 低価格ながら充実した基本機能
●基本機能:
管理項目は画面上に「メニュー」で表示。50以上にも上るメニューは、業務プロセスに合わせて自由に設定(追加・変更など)可能。
ユーザーや部門の管理者が、専用クライアントではなくWebブラウザから管理情報の検索・更新が可能。また、閲覧できる情報範囲を利用者ごとに制限することも可能(主任クラスはここまで…など)。
管理対象PCのハードウェア情報、ソフトウェア情報の自動収集が可能。
人事情報、拠点情報など、既存情報の取り込が可能。
購入したソフトウェアライセンスの残日数、リース期間満了日などを、設定したアラーム条件でポップアップにより警告表示。
各種申請の受付や問い合わせの回答を電子メールで送信可能。
管理情報の更新履歴を随時ロギングしており、情報の不一致が発生した場合の追跡が容易。
ネットワーク内の管理対象外となってしまっているPCも発見可能。
  ●ヘルプデスク支援機能:
Webからの問い合わせ入力のほか、問い合わせ・回答の履歴管理が可能です。障害受付時に、その顧客の履歴を即座にディスプレイに表示するなど迅速な障害対応ができます。さらにFAQや問い合わせ内容をWebに公開することにより、業務負荷を軽減することも可能です。
  ●ワークフロー的業務処理:
IT機器の新規購入や移設の際、ユーザーから管理元への申請はwebを経由して簡単に行え、受付/承認/DB登録まで一連の流れで処理できます。また、ユーザーの運用ルールに合わせて設定することも可能です。
  ●柔軟な拡張性:
Excelテンプレートを作成することにより、ニーズに応じた帳票設計を極めて容易に行うことができます。
GUI(グラフィック・ユーザー・インタフェース)ベースのシステム定義ツールにより、管理項目の追加/変更を専門知識なしで柔軟に行えます。
  ●MACアドレスベースの管理:
MACアドレスベースの管理のため、PCの移設があっても資産の二重登録が発生しません。
3.オプション機能
●低価格化のポイント
バーコード連携機能(オプション、50万円)を利用すれば、ネットワーク未接続の機器情報も一元的に管理ができ、漏れのない総合的な資産管理に展開できるほか、棚卸業務負荷も軽減することができます。バーコード印刷機能とバーコードリーダとの連携機能を提供します。


《価格および出荷時期》
価格(税別):250万円(管理PC500台)〜600万円(管理PC3,000台)
出荷時期:平成15年6月30日(月)


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