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ニュースリリース

2003年3月18日

日本ユニシス
小型汎用機「Unisys ClearPath Server HMP LX7100シリーズ」を販売開始

〜 価格性能比、従来シリーズの最大5.0倍を実現。新価格体系により、TCOの最適化も可能に 〜

 日本ユニシス株式会社(社長=島田精一 東京都江東区豊洲1-1-1)は、小型汎用機「Unisys ClearPath Server HMP LX7100シリーズ(以下LX7100シリーズ)」4モデルを、本日3月18日から販売、出荷開始します。
 「LX7100シリーズ」は、平成12年9月に発売した当社「LX6100シリーズ」と比べ、CAL*注1と呼ぶユーザライセンスが同数、同一価格帯のモデル比で、処理性能が1.25倍〜5.0倍に向上しています。ユーザは、「LX7100シリーズ」を導入することにより、TCOの大幅な削減が可能です。

 「LX7100シリーズ」の特徴は以下のとおりです。

1. プラットフォーム
タワー型とラックマウント型キャビネット
両キャビネットとも、2プロセッサ・タイプと4プロセッサ・タイプ(プロセッサはIntel Pentium Xeon MP (Gallatin) 1.5GHzを搭載)があり、合計4モデルを提供。
MCP*注2とWindows® 2000による異オペレーティングシステムの同時稼働
Windows® 2000上でMCP環境を仮想的に提供し、両OS環境で稼働する多彩なアプリケーションが利用できる。また、両OS環境間はシームレスなので、アプリケーション間のデータ処理が柔軟にできる。
冗長設計による信頼性の向上
ホットスワップ対応の冗長電源/冗長ファン、ホットスワップ対応PCI/ディスク装置などにより、信頼性の向上を実現。
自動運転装置による運用の自動化
自動化装置(オプション)によりスケジュール管理、電源制御、システム稼働状態の監視および外部監視/通報などをサポート。


2. 基幹業務を支援する標準装備ミドルウェア
MCP上で基幹データを利用したWebアプリケーションサーバを構築するための「WebTransaction Server」
MCP上の基幹アプリケーションを変更することなく文字端末をWebブラウザ化でする「Screen Object Modeling Studio」
MCPとWindows® 間のアプリケーションやネッワークデータを統合する「NXDRB共通基盤」
MCPとマイクロソフトのコンポーネント開発時の技術仕様(COM+)間のトランザクション処理連携をする「COMTI」および統合運用システム
他「IOF」などのミドルウェアが標準装備されています。

3. ユーザ数別価格体系の採用
同シリーズ内のMCP処理能力は4モデルとも同じレベルを提供し、ユーザライセンス(CAL)数によってシステム(ハードウェアおよびソフトウェア)価格がスライドする新価格体系を採用しました。本価格体系により、最小8CALから、8CAL単位でシステムを購入できるようになり、業務処理ボリュームに合わせたTCOの最適化が可能になりました。

4. MCP処理性能のスケーラビリティ
上位機の利用により最大67倍のMCP処理能力が提供されますので、企業の発展にともなう業務処理量の増加に対してMCP上のアプリケーションを変更すること無く永続的な資産利用が保証されます。また、既に上位機を導入しているユーザは、ユーザ(CAL)数を抑え、部門サーバや開発専用機として利用することができます。

 「LX7100シリーズ」の価格は月額32.3万円から、販売目標は3年間で500台です。


注1:CAL
Client Access Licenseの略で、LX7100のMCPオペレーティングシステムを使うトランザクション系ユーザライセンス。
注2:MCP
Mater Control Programの略で、米国Unisys社の汎用オペレーティングシステム。


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