2002年12月11日
松下電工インフォメーションシステムズと日本ユニシス・ラーニングが
e-Learningコンテンツ配信事業分野で協業
松下電工インフォメーションシステムズ株式会社(社長:濵田正博 本社:大阪府門真市大字門真1048番地、略称:NAIS−IS)と日本ユニシス・ラーニング株式会社(社長:斎藤哲郎 本社:東京都江東区豊洲1丁目1番1号)は、このたびe-Learningコンテンツの配信事業分野で本年12月より協業することで合意しました。
両社は今後それぞれの長所であるNAIS−ISのe-Learningプラットフォームと日本ユニシス・ラーニングの豊富な教育コンテンツを利用し、コンテンツならびにe-Learningインフラを含む人材育成ソリューションの提供、顧客別ナレッジラーニングの構築等、多方面での協力関係を構築していきます。
NAIS−ISは、企業オリジナルノウハウ活用と人材育成ソリューション提供分野のマーケットが、今後 急速な需要と成長が望めるとの観点から、当該分野のビジネスを拡大させる方針です。
3年後には10億円の売上を目標としています。
日本ユニシス・ラーニングは、この協業によって関西地区でのe-Learningマーケットの開拓ならびにその拡大を図ります。
■ 松下電工インフォメーションシステムズ株式会社のメリット
同社は、既にナレッジラーニングソリューションサービスとして、オーサリングソフト販売、コンテンツ制作支援、ASP e-Learning配信運用サービスを提供していました。このような従来持ち合わせていたe-Learningプラットフォームに、今回 日本ユニシス・ラーニングの各種e-Learningコンテンツやメンタリング・サービス*1を加え、ソリューションの充実を図り、松下電工グループならびに一般企業への提供を開始します。
さらに、日本ユニシス・ラーニングのコンテンツ開発支援を受けて、今後需要の増加が期待できる企業内オリジナルコンテンツの受託開発も拡充します。そのため12月よりコンテンツ制作拠点として社内にデザインクリエイトセンターを設立しました。
これらによりNAIS−ISは、企業向けを中心にe-Learning関連で3年後には10億円の売上を目指します。
■ 日本ユニシス・ラーニング株式会社のメリット
日本ユニシス・ラーニング株式会社は、平成14年7月1日、30余年にわたり日本ユニシスが蓄積してきた研修ノウハウと人材育成スペシャリスト集団の活用を図るため、e-Learningを中心に各種研修や人材育成のためのコンサルテーション・サービスなどを提供する専門企業として設立されたものです。
今回同社のASP*2によるe-LearningサービスとNAIS−ISのコンテンツの配信サービスをシームレスに連携させ、NAIS−ISのお客様に対し学習支援ならびにコンテンツ配信サービスを提供します。同社では、NAIS−ISが提供しているコンテンツを補完する観点から、PCリテラシ、IT、ビジネススキル、ヒューマンスキル系のコンテンツなど、200種を越えるものを順次提供します。また今回NAIS−ISとの協業によって、e-Learningビジネス経験とノウハウを活かし、関西地区でのe-Learning市場の開拓を拡大していきます。
*1)メンタリング・サービス 電子メールなどによって、講師(メンター)が受講内容に関する受講生のQ&Aに応えたり、 自学自習の方法について励ましやアドバイスを行うサービス。 *2)ASP (Application Service Provider) アプリケーションを販売するのではなく、ネットを介し時間単位で利用させるサービス事業者のこと。 利用者はインターネットや専用線などの各種ネットワークを介しデータセンターに接続してアプリケーションを利用する。 |
* | 記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。 |
* | 関連URL: 「松下電工インフォメーションシステムズ株式会社」 http://panasonic-denkois.co.jp/ 「日本ユニシス・ラーニング株式会社」 http://learning.unisys.co.jp/ (2010年5月1日付けで日本ユニシス株式会社に吸収合併) |
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※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。 |
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