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Foresight in sight

ニュースリリース

2002年12月4日

日本ユニシス
社内外の情報を一元管理し、ナレッジマネジメントを実現する
企業内情報ポータル構築サービス「EIPソリューションセット」を提供開始

 日本ユニシス株式会社(社長=島田精一 東京都江東区豊洲1-1-1)は、業務に必要な情報を集約し、社員同士の業務ノウハウの共有が実現可能な「社内向けの情報ポータルサイト」を構築する、EIP(Enterprise Information Portal/企業内情報ポータル)構築サービス「EIPソリューションセット」を本日より提供開始します。

 ネットワークの発展が進む中、企業では増え続ける情報を有効活用するために、様々なシステムやデータベースが導入されていますが、情報量が多すぎることや、複数のシステムが存在することから、
 ・欲しい情報を探すのに時間がかかりすぎる
 ・古い情報を入手してしまい間違った判断をしてしまう
 ・全ての情報へ一元的にアクセスできない
 ・社員ごとに最適なインタフェースを提供できない
 ・他部門のシステムや情報がばらばらで見えにくい
 ・既存のシステムとの複雑な連携をどう整理したらよいかわからない
などの問題が発生しています。

 日本ユニシスは、これらの悩みを抱える企業のための、情報を整理・活用するEIPの構築支援サービスとして、「EIPソリューションセット」を提供開始します。ユーザ企業はEIPを構築することにより、社員が業務に必要な情報を適切に素早く入手することが出来るようになり、さらに社員同士が業務のノウハウを共有して仕事の生産性を向上させることができます。そして、確実なTCO削減効果を得ることができます。

 「EIPソリューションセット」は、ナレッジマネジメント実現につながるEIPを構築するソリューションおよびサービスで、「EIPソリューションモデル」と「EIPサービスメニュー」で構成されます。
「EIPソリューションセット」によるEIP構築によって、情報ポータルの背後にある、部門ごとの情報や個人の持つ情報・知識(ナレッジ)などの膨大な情報を整理・活用・全社共有し、業務の効率化やビジネスのアイデアを創造することが可能です。


 「EIPソリューションセット」を構成する「EIPソリューションモデル」と「EIPサービス」の概要は以下の通りです。(関連資料参照)

    「EIPソリューションモデル」
    ポータル製品を限定せずに、マイクロソフト社の製品やBroadVisionなど様々なポータル製品と、その他ソフトウェア/ハードウェアの評価・検証をおこない、ユーザに最適なソリューションを提供するツールです。
    企業内情報の混乱を整理し、統一されたユーザインターフェース、堅固なセキュリティ、集約されたワークスペースとシームレスな業務システムインターフェースを実現します。

    「EIPサービスメニュー」
    ITコンサルテーション(LUCINA ® EIPコンサルティング)により最適な情報アーキテクチャを作成し、「EIPソリューションモデル」の最適な適用を行います。コンサルティング、開発、運用まで一貫した統合サービスを提供します。

「EIPソリューションセット」の料金は1セットあたり500万円からで、3年間で110セットの販売を目指します。また、日本ユニシスは、EIP関連ビジネスの売上目標として、本年11月6日に発表したITコンサルティングサービス「LUCINAR」のEIP関連ITコンサルテーションと関連システムも含めて、今後3年間で80億円の売上を見込んでいます。

今後、日本ユニシスは、「EIPソリューションセット」によってユーザのEIP構築を支援するとともに、「EIPソリューションセット」を、取引先やパートナー企業がアクセスし、共同作業や企業間電子商取引の実現を可能とするEIP構築の新たなソリューションセットとして開発・発展させる予定です。


*EIPとは
Enterprise Information Portalの略。企業内情報ポータルのことで、企業内に存在するデータベースを横断的に検索し、社員や取引先ごとに最適な情報を選択して提供するシステム。
*「LUCINA®
情報化戦略立案・情報システム化計画立案をおこなう日本ユニシスのITコンサルティングサービスの名称です。

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