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Foresight in sight

ニュースリリース

2002年10月23日

日本ユニシス・ソフトウェア
英語学習ソフト「瞬脳活性英単語シリーズ」を発売

〜 英語学習に「音声認識技術」と「動体視力訓練」を採用 〜

 日本ユニシス・ソフトウェア株式会社(社長=鳥居洋介 東京都江東区東雲 1-10-9)は、高度な音声認識技術と、動体視力トレーニングを採用し、自社開発した英語ソフト「瞬脳活性英単語シリーズ」を10月25日から全国の有名書店・大学生協・PCショップで一斉に発売します。

 「瞬脳活性英単語シリーズ」は、コンテンツとして桐原書店の英単語集「データベース」シリーズを採用しています。発売を開始するソフトは、TOEIC630点レベルの「データベース3000基本英単語・熟語」とTOEIC730点レベルの「データベース4500 完成英単語・熟語」、また両ソフトをセットにした「完全セット」の3種類です。

 「瞬脳活性英単語シリーズ」の特徴は以下のとおりです。

  1. 瞬間発音チェック
     マイクから学習者の話した英語の発音を文字に瞬間変換するIBM社のViaVoice*1米国英語版日英共存ランタイムエンジンR9を採用しました。どの発音が良くて、どの発音が悪いかといった情報が瞬時にフィードバックされます。パソコンがあれば、いつでもどこでも発音練習が可能です。

  2. 瞬間表示の辞書「英辞郎*2+おしゃべりキット」
     語彙増強の手助けとして、プロの翻訳者・通訳者により製作された英和辞書データ「英辞郎」を採用しました。さらに、日本ユニシス・ソフトウェアが独自開発した「英辞郎」の発音機能「おしゃべりキット」を搭載しました。単語・熟語にカーソルをあてるだけで意味を瞬間に表示し、マウスをクリックすることで英文を読み上げます。
    語彙は英和81万語・和英87万語で、学習者が独自に内容を編集し、独自情報を登録することも可能です。

  3. 瞬間の「動体視力・速読力」トレーニング
     科学的トレーニングであるフラッシュ学習の特許(第3300772号)を採用しました。1/1000秒刻みの設定で単語・熟語・英文を瞬間点滅させ、学習者に瞬間的に発話・瞬間タイプをさせます。瞬間的に話せる英単語・英熟語を増やすことによって、英会話上達を図るトレーニングです。

 「瞬脳活性英単語シリーズ」は、聞く・話す・読む・タイピングの英語4技能に加え、速読力とネイティブに通用する発音を一気に取得する事を目的として開発しました。同ソフトウェアが提供する動体視力訓練・音声認識技術は、これまでにIT英語教育を進めるモデル校や中学生〜社会人をモニターとして学習実験がおこなわれてきました。学習実験の結果として、その学習効果は英検合格、TOEICの得点向上、実践的な英会話能力向上という目に見える健著な成果として立証されました。また、同ソフトウェアは発売に先立ち、既に文部科学省が指定する「スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール*3」や国公立および有名私立中学の英語学習教材として採用されることが決定しています。


 「瞬脳活性英単語シリーズ」のパッケージの価格は、

a.「データベース3000基本英単語・熟語 6,800円
b.「データベース4500 完成英単語・熟語」 6,800円
c.「完全セット」(aとbのCDROMのセット) 10,000円

で、a、b、c全てのパッケージに音声認識対応のヘッドフォンマイクを同梱します。
 対応するOSはWindows 98SE、Windows Me、Windows 2000、Windows XPです。

 日本ユニシス・ソフトウェアは、2003年末までに10万パッケージの売上げを目指します。また今後、当社の親会社である日本ユニシス株式会社(社長=島田精一 東京都江東区豊洲 1-1-1)と日本ユニシスグループ各社と共同で「瞬脳活性英単語シリーズ」を産業別・企業別にカスタマイズし、ユーザ独自の英語学習ソフトウェアのカスタマイズビジネスを展開していく予定です。

(*1) ViaVoice
パソコン上で動作するIBM社の連続音声認識プログラムです。35万人の米国人発音データを基に30年以上の時間をかけて開発がおこなわれました。
(*2)英辞郎
プロの翻訳者・通訳者で構成されるグループ(EDP)が制作する英和辞書データの名称です。
英辞郎には、一般的な単語はもちろんのこと、スラング、イディオム、ビジネス用語、経済用語、法律用語、特許用語、コンピュータ用語、科学技術用語、医学用語、固有名詞(組織名・企業名・人名・国名・映画名)などが含まれています。
(*3)「スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール」
文部科学省の「研究開発学校事業」の一つで、英語教育に重点を置き、「英語教育を重視したカリキュラムの開発」「一部の教科を英語によって行なう教育」「大学や海外姉妹校との効果的な連携方策」などについての実践的研究を目的としたものです。文部科学省が、英語教育を重点的におこなう学校を指定します。


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