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Foresight in sight

ニュースリリース

2002年10月16日

日本ユニシス
新ストリーミング統合管理ソリューション「Streaming Director」を発表

〜 コンテンツからエンコード、配信までの統合管理を実現 〜

 日本ユニシス株式会社(社長=島田精一 東京都江東区豊洲1-1-1)は、ストリーミングにおける多様なニーズに柔軟に対応するため、コンテンツ管理からエンコード、配信業務までをトータルで管理する、新ストリーミング統合管理ソリューション『Streaming Director(ストリーミング・ディレクター)』を発表、10月17日から販売を開始します。

 昨今、ブロードバンド・インフラの整備が急速に進み、ストリーミング・コンテンツ利用が活発化する中、コンテンツ管理やストリーミング配信関連における各種サーバの運用は、コンテンツホルダーや配信事業者、ストリーミングの本格利用を検討している一般企業にとって負担となってきます。
 今回、日本ユニシスはこの様な課題に対応するため、コンテンツ管理・配信における各種サーバの設定を容易にし、管理・運用の自動化を図ることでストリーミング配信における運用の大幅な効率化を実現する、新ストリーミング統合管理ソリューション『Streaming Director』を提供します。

 日本ユニシスは、ブロードバンド分野への取り組みとして、本年1月にスタートした「ブロードバンド・ビジネス・モデル検証」や、ブロードバンドに対応したサービスとブロードバンド・ソリューションの提供を行い、同分野への対応力強化を推進してきました。

 今回提供を開始する『Streaming Director』は、エンコードから配信までの業務の効率化、コンテンツ管理から配信ログ管理までをトータルに管理可能にし、複雑・多様化するコンテンツの利用を迅速かつ安全に配信する統合管理ソリューションです。当社では『Streaming Director』をブロードバンド・ソリューションの中核に位置付けています。

 新ストリーミング統合管理システム『Streaming Director』の特徴は以下の通りです。
1.管理の容易化・運用の自動化
Webブラウザを使用して、コンテンツ管理・配信に関わる各種サーバを容易に管理することができます。また各種サーバを統合的に管理することでストリーミング配信に至るまでの運用の自動化を図ることができます。
2.1つのソースコンテンツから、多様なストリーミングコンテンツの作成自動化
1つのソースコンテンツから複数のビットレート、様々なストリーミング形式のコンテンツへのエンコードを自動的に行うことができ、作業負荷を大幅に削減することができます。
3.コンテンツの統合管理
ソースコンテンツからストリーミングコンテンツ、DRMコンテンツまでの全てのコンテンツ情報を『Streaming Director』で統合的に管理し、コンテンツ情報の検索や更新を簡単に行うことができます。
4.効率的かつ安定したストリーミング環境の提供
エンコードサーバ、DRMパッケージサーバ、配信サーバの負荷分散機能や同時配信の制限機能により、各種サーバの効率的な運用とノンストップで安定した配信を行うことができます。
5.ストリーミング配信の規模拡大に応じたスケーラビリティ
配信サーバ、エンコードサーバ、DRMパッケージサーバのダイナミックな拡張が可能です。またオンライン中でも配信サーバは簡単に増設することができます。
6.外部システム連携
Webシステム、著作権管理システム、課金システム、CDNなどと連携できることにより、有料コンテンツ配信に対応したシステムを容易に構築することができます。

 新ストリーミング統合管理ソリューション『Streaming Director』は、利用する機能に応じた料金体系を設定しており、ユーザのニーズにあわせた導入が可能です。価格は基本ソフトウェア構成で890万円からです。


 なお、『Streaming Director』は、11月12日(木)日本ユニシスにおいて開催される『ブロードバンド・セミナー』にて紹介します。
 セミナーに関するお問い合わせ先は以下の通りです。

    「Streaming Director」セミナー事務局
    TEL:03−5546−4586
    FAX:03−5548−1305
    E-mail:cross-box@unisys.co.jp
    (18:00以降のお問い合わせはE-mail、またはFAXにてお願いいたします。)
    ホームページ:http://www.unisys.co.jp/broadband/sd/021112/(2002年10月17日公開予定)


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