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Foresight in sight

ニュースリリース

2002年10月10日

日本ユニシスとウィットネスシステムズがリセールパートナー契約を締結

〜 コ−ルセンターのオペレータ能力を向上させる「eQuality®」を提供 〜

 日本ユニシス株式会社(社長:島田精一 東京都江東区豊洲 1-1-1、以下日本ユニシス)とウィットネスシステムズ株式会社(社長:レオ・キーリー 東京都目黒区青葉台4-7-7、以下ウィットネスシステムズ)は、このたびリセールパートナー契約を締結しました。日本ユニシスはウィットネスシステムズのリセールパートナー(販売代理店)として、コンタクトセンターのサービス品質管理およびオペレータのパフォーマンス評価ソリューション「eQuality」の販売を開始します。

 日本ユニシスが販売を開始する製品は、「eQuality」のソリューション群の中で日本語化済みの「eQuality BalanceTM」(音声と画面データの同期記録・再生ツール)と「eQuality EvaluationTM」(顧客対応状況の評価・採点・レポートツール)です。

 各製品の特長は以下の通りです。
eQuality Balance
 コンタクトセンターのオペレータが顧客対応する際の状況を、画面と音声の同期をとりながら記録するツール。
−記録をとりたい期間、キャンペーン、オペレータなどを指定して記録する選択録音が可能
−オペレータおよびスーパーバイザの判断で記録を開始できる
−コンタクトセンターのスーパーバイザは、リアルタイムでオペレータの対応状況を手元のディスプレイで確認できる

eQuality Evaluation
 記録されたデータを再生し、あらかじめセンター毎に設定されたル−ルに従ってチェック・採点することにより、パフォーマンスの評価・サービス品質の管理(クオリティ・モニタリング)を可能にするツール。
−評価フォームを使用して、オペレータのパフォーマンス状況を集計およびグラフ化してオペレータを評価
−業種・業態ごとに評価項目をきめ細かくカスタマイズできる

 日本ユニシスは、本年4月から提唱している次世代統合CRM(Customer Relationship Management−顧客関係管理)コンセプトである「UNIVERSALCRM」を構成する製品群に、新たにコンタクトセンターのサービス品質管理ソリューション「eQuality」を加えることで、CRM分野でのサービス範囲をさらに拡大します。

 ウィットネスシステムズは、今回の提携により、日本ユニシスの既存ユーザへの「eQuality」の拡販と新規ユーザの開拓を狙います。また、同ソリューションが日本ユニシスのCRMソリューションと併せて提供されることにより、CRMを最適化する「eQuality」の強みが更に発揮され、市場が拡大されると期待しています。

 日本ユニシスは、これまでのCRM分野でのシステム構築実績をもとに、今後、中・大規模のコンタクトセンターを中心にサービス品質管理ソリューションの利用価値向上コンサルティングにも注力し、関連ビジネスも含めて今後3年間で10億円の売上を目指します。





Witness Systemsについて
 Witness Systems (NASDAQ: WITS) が提供するビジネス志向のマルチメディア記録、パフォーマンス分析、eラーニング管理ソフトウェアは、CRM(カスタマーリレーションシップ)の最適化に利用されます。企業向けコラボレーション・アーキテクチャである「eQuality」は、ブラウザベースの操作で、電話、電子メール、ウェブなど複数のコミュニケーションツールを通じた顧客対応のサービス品質を向上すると同時に、企業内で発生した顧客とのやりとりをとらえて、伝達し、共有して活用できます。統合されたクローズドループ型のパフォーマンス最適化ソリューションである「eQuality」を使用して、企業は顧客対応や、ウェブを通じた顧客セルフサービスを含めた顧客とのやりとりを記録、評価、分析し、そこから学ぶことができます。売上増加につながる機会を創出し、スタッフの能力向上、顧客維持の拡大、顧客ロイヤリティの獲得などを実現します。
 ウィットネスシステムズ株式会社は、Witness Systemsの日本法人として、2000年8月に設立されました。

UNIVERSALCRMについて
 CRM市場ニーズの進展と適用技術の革新にいち早く取り組み、これまでの当社のコンタクトセンターのコンセプトの機能範囲・適用範囲をさらに拡大したものです。
  • 企業のCRM戦略策定に必須となる、数値化作業のシステム化により、収益の拡大や業務の効率化ポイントを洗い出し、それぞれの企業に即した成功法則を見つけ出す
  • 継続的な分析作業をシステム化することにより、移ろいやすい顧客の“変化”に機敏に対応し、顧客との関係をさらに深めるCRM戦略を実行
 これらの特徴により、「UNIVERSALCRM」は顧客と企業の関係をコントロールし、顧客価値の数値化を実現することが可能となります。


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