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Foresight in sight

ニュースリリース

2002年8月28日

日本ユニシスとSAPジャパン、サービスパートナー契約を締結

〜 プラットフォーム提供からアプリケーション構築までトータル・ソリューションを提供 〜

 日本ユニシス株式会社(社長:島田精一 東京都江東区豊洲 1-1-1、以下日本ユニシス)はSAPジャパン株式会社(社長:藤井清孝 東京都千代田区大手町1-7-2、以下SAPジャパン)と、このたびサービスパートナー契約の締結を行い、独SAP社製品のアプリケーション構築ビジネスの推進において協業していくことで合意しました。今回の合意により、従来からのSAPサーバ・プラットフォームビジネスと合わせて、SAP製品導入に関わるトータル・ソリューションを提供する体制が整いました。また、今後はこの体制を活かし、SAPソリューションの中でも電子調達業務におけるサプライヤとのコラボレーションを円滑に行う「mySAP SRM」ソリューションのビジネスに、特に注力し、同分野でのトップシェア獲得を目指します。

 日本ユニシスとSAPジャパンは、1998年の米国ユニシスとSAPとのグローバル・テクノロジー・パートナーの契約締結を受け、1999年にテクノロジー・パートナーとして契約を締結しました。また、日本ユニシスは、2000年からWindows® 2000 Datacenter Serverを搭載した世界で唯一の32CPU搭載可能な高信頼/高可用性IAサーバ「ES7000」を販売、SAP製品の機能を最大限に引き出すSAPサーバ・プラットフォームの提供に注力してきました。今回、両社でのサービスパートナー契約締結により、SAPのアプリケーション構築サービスとSAPソリューション導入に必須の他システムとの連携サービスを開始します。このサービス開始により、プラットフォーム選定から導入・アプリケーション構築に至るまで、一貫したトータルサポートが可能となり、SAPソリューション導入の「質とスピード」の向上を実現し、SAPサービスビジネスの拡大を図ります。

 日本ユニシスとSAPジャパンは、2001年3月に日本最大の購買額を誇るeマーケットプレイス「ジャパン・イーマーケット」の立ち上げをサポートしました。その他にも数多くの電子調達分野でのシステム構築において、実績をあげています。
 日本ユニシスはこの構築ノウハウを活かし、SAPソリューション群の中でも調達業務におけるサプライヤとのコラボレーションを円滑に行うためのソリューション「mySAP SRM」を中心にビジネスを推進し、今後、SAPソリューション群のフロントオフィス系コンポーネントへと拡大を図ります。また、日本ユニシスの連結子会社、日本ユニシス・ソフトウェア株式会社では、既にSAPのサービスパートナーとしてSAP製品による自社システム構築をはじめとした数多くのSAPアプリケーション構築実績を有しています。今後も日本ユニシス・グループとしてユーザの幅広いニーズに積極的に対応していく方針です。

 なお、日本ユニシスは、今回の合意に先立って、SAPプラットフォームとしてのES7000の販売を中心とする組織に加え、SAPサービスビジネス推進の専任組織「SAPビジネスセンター」を本年4月に新設しました。同センターはコンサルテーションを行うコンサルタント、パートナーとのアライアンスを担当するセールス、およびマーケティング担当者で構成される専任組織で、顧客企業全体のSAPアプリケーション構築のサポートやサービスを提供していきます。
 また、今後は同センターを中核として、SAPアプリケーションの運用や保守を行うサービスの提供を順次行っていく予定です。

mySAP SRMについて
mySAP E-プロキュアメント(電子調達)をベースに開発された新しいソリューションです。
SAP、非SAPのいずれのプラットフォーム上においても、サプライチェーン・マネジメント(SCM)やプロダクト・ライフサイクル・マネジメント(PLM)、また統合基幹業務ソフト(ERP)のあらゆるソリューションとのオープンな統合が可能となりました。mySAP SRMにより、すべてのサプライヤ(納入取引先)との取引全体の流れが把握できることを実現しました。

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライヤ・リレーションシップ・マネージメント(SRM)やサプライチェーン・マネジメント(SCM)、顧客関係管理(CRM)、企業向けポータル (Enterprise Portal) 、製品ライフサイクル管理 (PLM) などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。すでに世界では120カ国、18,000以上の企業で1,000万人以上のユーザに利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに950社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力及び企業価値の向上に貢献しています。

SAPについて
SAPは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーです。SAPは、e-ビジネスプラットフォームであるmySAP.comを通じて、統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライチェーン・マネジメント(SCM)、顧客関係管理(CRM)、電子商取引市場(eマーケットプレイス)、企業向けポータル(Enterprise Portal)、製品ライフサイクル管理(PLM)などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。SAPのソフトウェアは、すでに世界で120カ国、18,000以上の企業、50,000サイト以上で利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。SAPは世界の50カ国以上に現地法人を持ち、またフランクフルト証券取引市場やニューヨーク証券取引市場を含む幾つかの取引市場で「SAP」として上場しております。


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