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Foresight in sight

ニュースリリース

2002年6月26日

日本ユニシス
WebカメラASPサービス「BlueClip」を提供開始

〜 Webカメラの提供と画像共有サービスをワンストップで 〜

 日本ユニシス株式会社(社長=島田精一 東京都江東区豊洲1-1-1)は、建設現場などの遠隔地に設置されたWebカメラの画像を、インターネット経由でいつでもどこからでも参照・共有できるWebカメラASPサービス「BlueClip」を、asaban.com(注)の新たなメニューとして7月1日からサービス開始します。 Webカメラ機器の提供と画像参照・共有サービスをパッケージ化し、ワンストップで提供するサービスは、ASPサービスとしては初めてとなります。
 
 「BlueClip」の主な利用先として想定される建設業界では、更なる労働生産性の向上、現場管理の効率化、また安全管理の徹底が求められ、建設プロジェクトの関係者(現場職員、本社・支社職員、設計者、発注者、関連業者等)間での情報の一元化、共有化のニーズが高まっています。昨今、それらのニーズに応える有効な手段の1つとして、ASPサービスに注目が集まってきました。

 「BlueClip」は、遠隔地や普段は人が常駐しない現場の状況を、Webブラウザでの簡易なオペレーションにより画像を参照・共有し、作業の効率化、スピーディーな状況把握を可能とするものです。従来の写真を送付したり、デジタルカメラで撮影した画像を電子メール等で関係者全員に配信していた作業が効率化されます。

 「BlueClip」の特徴は次の通りです。
1. 用意するのは、インターネット接続環境およびPC等だけで良く、Webカメラの手配、Webカメラ用のIPアドレス取得申請、システム構築・運用等の煩わしい作業は一切不要。
2. 利用者のログインチェック、参照権限設定等によるシステム上のセキュリティを確保。
3. プロジェクト関係者はご自分の参照権限の範囲において、インターネットに接続できるPCや携帯電話を利用して、いつでもどこからでも現場の状況をカメラ画像で確認可能。
4. Webカメラから自動保存される画像のほかに、デジタルカメラ等で撮影した画像もプロジェクト毎に管理可能。また、フォルダや画像に対してコメントを付与でき、関係者への報告書の一部として活用することも可能。
5. 既にサービスを開始し、好評を得ているasaban.com建設プロジェクト向け情報共有サービス「ProjectCenter」との連携により、より効果的な利用が可能。

 「BlueClip」のサービス開始は7月1日からで、既に大手建設会社数社が利用を検討中です。価格はWebカメラと画像共有サービスのセットで月額1万円からです。なお初期設定費用として別途5万円が必要です。  日本ユニシスは、今後3年間で5000セットの販売を見込んでいます。


注:asaban.com
 asaban.comは、日本ユニシスが提供する、Eビジネスを支援する統合アプリケーションホスティングサービス「kiban@asaban」および各種ASPサービスの総称です。
 「kiban@asaban」は、株式会社ジャパン・イーマーケット(電力業界eマーケットプレイス)等多くのミッションクリティカルなBtoBビジネスを支援しています。
 またASPサービスとしては、建設プロジェクト向け情報共有 ASPサービス「ProjectCenter」、見積・商談支援ASPサービス「AuctionBuyer」、eラーニングASPサービス「dot-Learning ASP 」等を提供しています。
 詳細は、http://www.asaban.com (「BlueClip」に関する情報は7/1から公開)を参照してください。


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