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Foresight in sight

ニュースリリース

2002年4月18日

日本ユニシス
製薬業向ソリューション「OpenPrism™」販売開始

〜 CRMの根幹をなすバック・オフィス・システム 〜

 日本ユニシス株式会社(社長=島田精一 東京都江東区豊洲1-1-1)は、医薬情報担当者(MR)の活動を支援する製薬業向マーケティング情報統合管理ソリューション「OpenPrism™(オープン・プリズム)」を、4月19日から、販売開始します。

 昨今製薬業界では、薬価制度改革や合併再編など経営環境が大きく変動しています。このような環境下製薬各社は、約6兆円といわれる医療用医薬品市場の中で、顧客中心のCRMシステム構築などマーケティング強化策に強い関心を寄せています。

 この動きに対し日本ユニシスでは、(1)ダウンサイジング(2)SFA等CRMシステム導入時のバック・オフィス・システム基盤整備(3)営業情報系システム運用と管理の負荷軽減、を考える上での最適なソリューションとして、今回「OpenPrism」を開発しました。

 「OpenPrism」は、日本ユニシスのユーザであるアベンティス ファーマ株式会社へのCRMシステムの開発・導入実績を踏まえて開発したもので、製薬業のCRMシステム構築に不可欠な医師や施設の情報、医薬品の実消化情報等をデータベース化し、マーケティング活動に必要な基本情報と付加情報をモジュール化し提供します。

 さらに製薬業界向バック・オフィス・システムとしては、業界に特化したフロント・オフィス系のSFAシステムとの連携ツールを備える数少ないシステムであり、既に汎用機等で構築されているレガシ・システムの再構築ツールとしても最適なものです。

 「OpenPrism」の特徴は以下の通りです。

1. Windows® 2000、UNIXなどオープン環境に対応し、CRM、SFAツール等と柔軟かつ同期をとりながらの連携が可能。

2. データベースとしてORACLE®を採用。データ活用支援ツールにより、様々な切り口でWeb、MS-Excel、各種OLAPツールに対応したデータ検索画面が効率よく作成可能。

3. 各種テンプレートを用意し、システム構築期間短縮やコストの大幅な縮小が可能。

4. 株式会社日本アルトマークのDCF(全国医師医療施設コンピュータ・ファイル)など医薬情報専門企業が提供する各種医療データとのインタフェースを装備しており、自社の位置付けをきめ細かに把握し、病院など施設ごとに対するマーケティング分析が可能。


 「OpenPrism」は、3つのモジュールと1つのツールで構成されていますが、価格(ソースコード込)は、最小構成で1500万円から、販売目標は3年間で20本を計画しています。