2002年3月13日
日本ユニシス
中電コンピューターサービスと「ProjectCenter」の販売と
コンサルティングに関する業務提携に合意
〜 中部地区における販売強化 〜
日本ユニシス株式会社(社長=島田精一 東京都江東区豊洲1-1-1)は、この度、中部電力グループの情報システム会社である中電コンピューターサービス株式会社(社長=小澤和佳氏 名古屋市中区正木一丁目4番6号)と、建設業界向け情報共有ASPサービス「ProjectCenter(プロジェクトセンター)」の販売、建設現場でのコンサルティングに関する業務提携に合意しました。
なお、中部地区における「ProjectCenter」の販売提携は初めてのケースになります。
現在、建設プロジェクトにおいては、時間的/地理的に制約を受ける発注者、設計者、ゼネコン、専門工事業者など多数の関係者が、設計から施工、保守に至る各段階で必要な情報(図面、指示書、現場写真、議事録や確認履歴など)を効率的に共有し、セキュリティを確保しながら正確に情報伝達することが必要不可欠になっています。
しかしながら、工期に限りのある建設現場では、プロジェクトごとに本格的なコンピュータシステムを導入することは、システム構築にかかるコストの増大と、情報システム運用技術者の人的負担が増えることから効率的でないとされ、敬遠されてきました。
日本ユニシスは、米国の建設業界において多数の実績を持つ Bricsnet 社(本社=ニューハンプシャー州ポーツマス)との技術提携に基づき、2000年4月、同社製の建設業界向け情報共有ASPサービス「ProjectCenter」 を日本語化し、当社の ASP 事業『asaban.com』の一つのサービスメニューとして、国内業界向けにサービスを開始しました。
サービス開始以来、「ProjectCenter」はインターネットを活用した建設現場の情報共有や、コミュニケーションを効率化するサービスとして業界内で広く認知され、大手総合建設業者をはじめ、多くのユーザで利用されるとともに、管理コストの削減や生産性・品質の向上に寄与してきました。
中電コンピューターサービスは、本年2月、企業間電子商取引(BtoB)サイト「稲妻®ぷらざ」を立ち上げました。「ProjectCenter」は同サイトの一つのメニューとして採用されたものです。
中電コンピューターサービスでは、中部電力グループが持つノウハウと地域の自治体や建設業者とのリレーションを有効活用し、グループ内事業への「ProjectCenter」適用を図るとともに、中部地区の建設業界における「ProjectCenter」の販売、建設現場での利用に関するコンサルティングを展開していきます。
今後、日本ユニシスでは「ProjectCenter」のさらなる機能拡張を図るとともに、建設ノウハウを持つ企業とのパートナーシップを強化し、新時代の建設プロジェクトに対し有用な IT 環境構築の支援を展開していきます。
*「ProjectCenter」販売に関する、他のパートナー企業 | |
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株式会社アイ・エス・ティ北海道(北海道電力グループ) 東北インフォメーション・システムズ株式会社(東北電力グループ) 北電情報システムサービス株式会社(北陸電力グループ) 九電情報サービス株式会社(九州電力グループ) |
* | 記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。 |
* | 関連URL: 「中電コンピューターサービス」 http://www.cti.co.jp/ |
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※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。 |
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