日本E.ピファニー株式会社(代表取締役社長=生駒芳樹氏 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 略称：E.ピファニー)と日本ユニシス株式会社(社長=島田精一 東京都江東区豊洲1-1-1)は、E.ピファニーの次世代CRM(カスタマ リレーションシップ マネージメント)ソフトウェア製品である「E.piphany E.5^TM」の販売について、このほどリセール パートナ契約を締結しました。

　日本ユニシスは、平成13年3月から日本E.ピファニーのインプリメンテーション パートナとして、E.piphany E.5の導入コンサルテーションやシステム インテグレーション等のビジネスを積極的に推進してきましたが、今後はリセール パートナ(販売代理店)として、戦略的にE.ピファニーのソフトウェアを中核とした次世代CRMソリューションを販売・提供していきます。また両社は、共同セミナの開催などマーケティング活動における戦略的協業についても既に合意しています。

　今回の契約によって両社では、日本ユニシスの営業力やITソリューション プロバイダとしての豊富な経験・知識をE.ピファニーの次世代CRMソフトウェアを結びつけることによって、これまでにない先進的なeCRMソリューション ビジネスを推進していきます。

　日本ユニシスは、平成11年に企業の顧客応対時におけるチャネルとサービスの強化にポイントをおいた『サイバーコンタクトセンター』のコンセプトを打ち出しており、コールセンタやSFAなどを中心とした数多くのCRMソリューションの販売及びシステム構築の実績に加え、データマイニングの分野でも多くの顧客分析モデル構築の実績があります。

　一方eCRM分野では、企業内で蓄積された顧客情報のマーケティング面への活用などその機能範囲が拡大していることから、今回日本ユニシスでは、米国でNO.1の実績を持つ「E.piphany E.5」をリセーラパートナとして本格的に提供することにより、従来のフロントオフィス系で蓄積された顧客情報の活用で新たな企業利益の創出を可能とするトータルCRMソリューションの構築を支援していく計画です。

　なお日本ユニシスでは「E.piphany E.5」関連で、今後3年間で50億円のビジネスを見込んでいます。

E.piphany E.5 について
	E.piphany E.5は、Webベースの次世代CRMソフトウェア ソリューションで、製品は、大きく「アナリティック プラットフォーム」「リアルタイム パーソナライゼーション プラットフォーム」「インタラクション プラットフォーム」の3分野に分かれます。
アナリティック プラットフォーム
	優れたETL(エクストラクト トランスフォーメーション アンド ロード)、データマート、OLAP(多次元分析)、データ マイニング、キャンペーン企画・実施・評価等の機能を持ち、強力な分析機能やキャンペーン管理機能を提供します。既に2001年3月より日本語で出荷されています。
リアルタイム パーソナライゼーション プラットフォーム
	顧客情報や顧客行動を解析し、Webサイト、コンタクト センター、サービス ポータル、IVR(音声認識装置)などあらゆる顧客接点で、パーソナライズされた顧客対応を可能にします。顧客を熟知したうえで、顧客の視点からパーソナライズされたリコメンデーション(提案、推奨)を行うことによって、顧客満足度と収益性を向上させます。既に2001年6月より日本語で出荷されています。
インタラクション プラットフォーム
	Web、電子メール、電話、チャットなど、マルチタッチポイントをサポートするコンタクト センタとサービス ポータルを実現します。他のE.piphany製品と組み合わせることによって、コンタクト センタでも、パーソナライズされたマーケティング活動が可能になります。 日本語版の出荷は2002年の第2四半期の予定です。
日本E.ピファニーについて
	日本E.ピファニー株式会社は米国E.piphany Inc.の日本法人として2001年3月に設立されました。日本E.ピファニーは、企業がWeb、Eメール、対面等のさまざまな顧客接点から入手した顧客情報を、全社的にあるいは販売会社等も含めた企業グループ全体で共有・分析し、そこから得られたインサイト(洞察)を、リアルタイムにアクションに結びつけるためのソフトウェアを、日本市場にご提供いたします。日本E.ピファニーは、顧客がマーケットの主役である"カスタマーエコノミー"時代の次世代 CRM ソリューションを提供することで、企業の顧客満足度と収益性の向上に貢献いたします。E.ピファニーのソリューションは、日本E.ピファニーと国内の有力なビジネス パートナ様を通してお客様にご提供されます。

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