2001年12月18日
日本ユニシス
顧客指向のトータル・モバイル・ソリューション実現に
「クイックアクセス・サービス」提供開始
日本ユニシス株式会社(社長=島田精一 東京都江東区豊洲1-1-1)は、携帯電話からのWebサイトへのアクセスを容易に可能とするソリューションとして、このほどイーシステム株式会社(社長=熊坂憲二氏 東京都千代田区大手町1-8-1)と販売提携を行ない、平成14年1月から、「クイックアクセス・サービス」の提供を開始します。
現在多くの企業はコンテンツの充実を競いつつ、いかに多くの顧客を自社サイトに誘導するかという課題を抱えています。このためコンテンツの充実以上に重要視されているのが、サイトへのアクセスの手間をいかに省略するかという点ですが、特に携帯電話からのWebサイトのアクセスは、煩雑なURLの入力などがあり敬遠されがちです。
今回提供を開始するイーシステム社の「クイックアクセス・サービス」は、携帯電話を通して自社の携帯Webサイトへの誘導を促進するとともに、携帯電話でアクセスしてきた顧客アクセス・データを活用できるサービスです。
「クイックアクセス・サービス」は、小型の専用アダプタを携帯電話に装着することであらかじめ登録された特定の携帯サイトに自動的に接続可能です。これで企業はこれまで以上に自社の携帯サイトへの顧客勧誘が可能になり、コンタクト・チャネルの拡大によって顧客とのコミュニケーション窓口のマルチ・チャネル化が図れます。
またアクセスされた顧客のログ・データは、イーシステム社のデータベースで管理・提供されるため、利用企業はこれらのデータを基に顧客と最適かつタイムリな繋がりが実現でき、マーケティング戦略の立案等にも活用できます。
日本ユニシスでは、今回「クイックアクセス・サービス」の取扱いを開始することにより、既存のWebシステムのモバイル化やSFA、eCRM等のビジネス・アプリケーションとモバイルとのシームレスな連動を実現するモバイルeCRMソリューションを提供していきます。
さらに日本ユニシスでは、提供する各種ソリューションとの連携で、より強力なOne-to-One eCRMソリューションを提供することが可能です。例えば「BroadVision®」や「Siebel®」といったCRMアプリケーションへ携帯電話からのアクセスが容易になります。このように既存のソリューションにモバイルの持つ「個別化」「双方向」「常時性」といった特性を融合させる事で、顧客志向のトータル・モバイル・ソリューションの実現を可能とします。
中でもインターネットを活用しBtoCを展開し顧客とのコミュニケーションの拡大さらには顧客囲い込みの推進を図る流通/サービス/金融業などを対象にした、総合的な"One-to-One"eCRMソリューションの提供を計画しています。
■モバイルeCRMソリューション構成図

■「クイックアクセス・サービス」特長
1) 自動Web接続 | |
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・アダプタ装着のみの簡単アクセス ・利用者を限定しない高い操作性 |
2) 個人認識 | |
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・ユーザ一人ひとりを特定する識別番号で、アダプタにアクセス・キーの機能を持たせることが可能 ・アダプタを装着した時のみ、自動ログインできるように設定することも可能(ブックマークからのアクセス防止) |
3) マーケティングサポート | |
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・クイックアクセス サーバに顧客情報を登録可能 −性別、生年月日、地域、職業、メールアドレス ・顧客アクセスログの収集 −サイトへのアクセスログを顧客情報とともにサーバ上に収集 −アクセス回数情報はWeb経由で参照可能 ・顧客情報をベースとするアクセスログの解析 −地域別、年齢別、職業別、性別を分析軸として、アクセス傾向を分析可能 |
* | BroadVisionはブロードビジョンの商標または登録商標です。 |
* | SiebelはSiebel System, Incの登録商標です。 |
* | 記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。 |
* | 関連URL: 「イーシステム」 http://www.e-system.co.jp/ 「Siebel」 http://www.unisys.co.jp/solution/crm/siebel.html 「日本ユニシスのCRM」 http://www.unisys.co.jp/solution/crm/ |
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※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。 |
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