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Foresight in sight

ニュースリリース

2001年11月28日

松下電工インフォメーションシステムズと日本ユニシス
iDC事業で協業

 松下電工インフォメーションシステムズ株式会社(社長: 濵田正博、本社: 大阪府門真市大字門真1048、以下: NAIS-IS)と日本ユニシス株式会社(社長: 島田精一、本社: 東京都江東区豊洲1-1-1、以下: 日本ユニシス)は、NAIS-ISが設立当初(平成11年)より推進してきたインターネットデータセンター(以下iDC)事業の展開について、本年12月より協業することで合意しました。

 両社におけるiDC事業での協業の骨子は以下の通りです。

・NAIS-IS :
東京〜大阪〜三重を結ぶ高速ネットワーク(METRONET)、大阪データセンターの運用・保守ノウハウおよび人的リソースを日本ユニシスに提供
・日本ユニシス :
ASPサービスを短期間で立ちあげる技術ノウハウ、標準基盤をNAIS-ISに提供

 今回の協業により、NAIS-ISは、日本ユニシスが展開しているASP事業『asaban.com』の技術ノウハウおよび標準基盤を活用し、「自社にデータセンターを保有しないASP事業者が、初期投資額を抑え短期間でASPサービスの構築を可能とするサービス」の提供ができるようになることで、iDC事業の拡大とサービスレベルアップを図ります。

 日本ユニシスは、NAIS-ISのMETRONETを利用することで、関西地区と関東地区を結んだネットワークサービスを提供することが可能となり、関西地区におけるユーザ獲得と、さらなるiDC事業の拡大を図ります。

 NAIS-ISでは、iDC事業で3年後10億円の売上を目標にしています。



【NAIS-ISのデータセンターの概要】
NAIS-ISは、大阪(門真市)に平成2年竣工の安全対策基準に準拠した7階建てのコンピュータ専用ビル(総床面積19,291m2)を所有し、CVCF・自家発電装置による無停電電源装置を備え、24時間365日オペレータおよびサポートデスクが常駐した運用を行っている。
このビルにてNAIS-IS設立以前より松下電工およびグループ会社のメインフレームやサーバなどの運用サービスを行ってきた長年の運用実績をベースに、サーバからオフコン・ホストコンピュータまでのハウジングサービス・アウトソーシングサービスを松下電工グループ以外へのサービスとして提供している。
また、民間企業では日本初の東京・大阪・三重の3拠点を結ぶ2.4GBPSの超高速、大容量のネットワークインフラ(製品名: METRONET)を保有し、ネットワークのリセールサービスやデータセンターとの組合せによるバックアップセンターサービスなど多種のサービスを提供する。
このMETRONETは、東京・大阪・三重の3拠点をトライアングルで接続しており、ネットワーク障害時には、迂回経路に切替わる安全で信頼性の高い製品となっており、すでに松下電工向けにはサービス提供しており、松下電工グループ以外へのリセールも開始している。

【asaban.comの概要】
日本ユニシスが平成12年8月に開始した統合アプリケーションホスティングサービス。
ASP事業者やドットコム事業者などのeビジネス事業者に対して、アプリケーションを単にホスティングするだけでなく、共通機能(決済・課金・顧客管理など)運用管理、などのアプリケーションホスティングに必要な付帯サービスを付加し、トータルかつ最適な形で短期間のうちに安価で提供する。
これまでに、株式会社ジャパン・イーマーケット(電力業界eマーケットプレイス)、株式会社すかいらーく(食材調達、売上分析)などのミッションクリティカルなBtoBビジネスをスピーディに立ち上げ、高可用性および高いセキュリティレベルで各社のビジネス展開を支援している。


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