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Foresight in sight

ニュースリリース

2001年11月13日

日本ユニシス
日本初、Itanium™プロセッサを32個搭載したES7000上で
64ビットアプリケーションを稼働

〜 「Unisys Windows® Data Center Summit 2001」でデモンストレーションを実施 〜

 日本ユニシス株式会社(社長:島田精一、本社:東京都江東区、以下:日本ユニシス)は、マイクロソト株式会社(社長:阿多親市氏、本社:東京都渋谷区、以下マイクロソフト)、インテル株式会社(社長:ジョン・アントン氏、本社:東京都千代田区、以下:インテル)、株式会社SASインスティチュートジャパン(社長:堀昭一氏、本社:東京都中央区、以下:SAS)の協力を得て、11月20日(火)東京で開催予定の「Unisys Windows® Data Center Summit 2001」(注)において、Itanium™プロセッサを32個搭載した「Unisys e-@ction Enterprise Server ES7000(以下:ES7000)」上で64ビットアプリケーションを稼働させるデモンストレーションを実施します。
 Itaniumプロセッサを32個搭載した64ビット環境でのデモンストレーションは日本では初めての試みとなります。

 このデモンストレーションにより、ES7000はマイクロソフトの次期64ビット版Windows OS「Microsoft Windows .Net Server 64Bit Edition(仮称)」ベータ版(以下:Windows .Net Server)の性能を最大限に活かすスケーラビリティを持ち、64ビットアプリケーションを稼働させるための最適なプラットフォームであることを実証します。

 デモンストレーション環境は、Itaniumプロセッサを32個搭載したES7000、Windows .Net Server、同OSに対応した次期SASシステム上で稼働するWebログ分析レポーティングツール「WebHound™ソフトウェア」、ビジュアル型データ解析ツール「SAS/INSIGHTR®ソフトウェア」から構成されています。日々ギガバイト単位で蓄積されるWebログを高速に取り込み分析するWebHoundソフトウェアを28CPU上で稼働させ、残りの4CPU上でSAS/INSIGHTソフトウェアを稼働させます。

 ES7000は、インテルのプロセッサを最大32個まで搭載可能な世界最大級のWindowsサーバであり、同一筐体内で32ビットPentium® III Xeon™プロセッサと64ビットItaniumプロセッサの共存使用が可能です。しかも、その性能はSAPベンチマークテストにおいて、世界最高速を記録しています。
なお、ES7000の64ビット搭載モデルは、マイクロソフトの次期64ビット版Windows OS「Windows .Net Server 64 Bit Edition」と共に2002年の出荷開始を予定しています。



(注)「Unisys Windows Data Center Summit 2001」:
 日本ユニシスでは、近年急速に性能の向上と目覚ましいコストパフォーマンスを実現させているIA(Intel® Architecture)サーバとWindowsを活用して、企業IT基盤とコスト構造を革新するための具体的なご提案をさせていただくために、本フォーラムを開催致します。
 お客様の事例やパートナーの皆様からの各種活用提案など、講演や展示により実際に役立つ情報を提供します。特に、Talk the Missionでは、マイクロソフト株式会社代表取締役社長 阿多親市氏をお迎えして、弊社代表取締役社長の島田精一とともに、「企業におけるIT革命への取り組み方」に迫ります。

●開催日時 11月20日(火)12:30〜18:00
●開催場所 京王プラザホテル(東京 新宿)
●詳細情報および申込み方法は http://www.unisys.co.jp/es/summit2001 を参照ください。



本件に関して、パートナー企業様より以下のエンドースコメントを頂戴しています。

<マイクロソフト株式会社 代表取締役社長 阿多親市氏>
マイクロソフトは、次期64bit Windows OS「Microsoft® Windows .NET Server 64bit Edition(仮称)」ベータ版を搭載した、ES7000のデモンストレーションを歓迎いたします。今回のデモンストレーションは、Windows .NET Server 64bit Editionのスケーラビリティを証明すると共に、昨年3月8日に行なった、日本ユニシス社との次世代データセンター分野開拓における包括提携を、現実のものにする重要な成果です。ES7000と日本ユニシス社がエンタープライズ市場で培った数多くの実績と経験は、Window Serverプラットフォームをエンタープライズシステムの中核へ押し上げるものと期待しております。

<インテル株式会社 代表取締役社長 ジョン・アントン氏>
インテルはこの度の日本ユニシス株式会社のES7000上でのデモンストレーションの実施を歓迎致します。
今回のデモンストレーションは、64-BitのOSであるマイクロソフトのWindows .Net Serverと、64Bit対応アプリケーションであるSAS WebHound, Visual/Insightが、Intel Itaniumプロセッサを32個搭載したシステム上で動作することにより、データ処理の高速化、セキュリティへの貢献、及び優れた価格性能比の実現など、IA(インテル・ベース)サーバの新しい可能性を実証することになると考えています。そして、この64ビットの新しいプラットフォームが、これからのビジネス・インテリジェンス(BI)CRM、DWH、SFA、Webマーケティング等の膨大な処理能力を必要とする分野で、重要性を増していくと確信しています。また今回の発表は、マイクロプロセッサ及びサーバプラットフォームの革新という役割を担う当社とオペレーティング・システム、及びアプリケーションを開発する各社との市場開拓面での協調をも実証するものでもあります。当社は、各種ビジネス上のあらゆる分野において、Itaniumベース・システムの導入が促進されることを期待しています。

<株式会社SASインスティチュート ジャパン 代表取締役社長 堀昭一氏>
64ビットItaniumプロセッサとマイクロソフトの「Windows .Net Server 64 BitEdition」が提供する広大なメモリー空間、ユニシスES7000の提供する32CPUのSMP環境、そしてそれらのリソースを最大限に活用して膨大なWebログを高速に多重処理するSASの「WebHoundソフトウェア」はミッションクリティカルなe-ビジネスに新たなソリューションを提供します。


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